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研究室に真面目に来ている学生が研究室に来ない学生の分まで叱られる問題

あるある。

類似でぱっと思いつくのは

  • 応対が丁寧な窓口に人が殺到して、応対が良くない窓口は空いている問題
  • 研究室に頻繁に来ている学生が研究室に来ない学生について説教をくらう問題
  • 部活に真面目に参加している人が部活をサボったやつの分まで叱られる or しごかれる問題
    • 高校時代の部活で良くあった。「また、サボっているやついるのか。じゃあ、罰として〜だ!」「(なんで、来ている俺たちが罰を受けるんだ?)」

一般化すると以下のようになるかな?

  1. あるグループAがある
  2. グループAの構成員とグループ外の人間がコミュニケーションを行うのはコストが非常に高い状態である
  3. グループAの構成員a が、何らかの理由(多くの場合は好意)でグループ外の構成員とコミュニケーションをとろうとする
    • つまり、aとのコミュニケーションコストは、他のグループAの構成員に比べて低くなる
  4. グループ外の人間からのコミュニケーションがaに集中する
  5. グループA全体および他のグループAの構成員に対する要望、不満などもaに届けられる
  6. グループAの構成員はaが大変であるのを見て「外部とコミュニケーションをとるのは損だ」と判断してよりコミュニケーションを避けようとする

疲弊する原因となることはいくつかある。一つ目は4番で書いてある「量」の問題。二つ目は5番のaがグループAの代表者扱いされ、aの権限や能力を越えた事柄への対応を期待される問題。三つめは6番の状況が進んだ結果aがグループA内において「バカ」「トラブルメーカー」扱いされるようになる問題。

量の問題はコミュニケーションコストが同程度の窓口を増やすこと(負荷分散)、あるいは、窓口を個人ではなく組織で対応する(処理能力の向上)ことで緩和できる。代表者扱いの問題については、それぞれの要望や不満を適切な場所に流すようにするか、「それは私の扱える範囲を越えます」といって断るかすることで緩和できる。最後の問題は、グループ内の考え方を変えないと自然には治らず、一度、悪い循環に入るとどんどんと悪くなっていく。まさにリーダーシップが必要。