社会人に求められている基礎的なことは以下であるとのこと(上記エントリーより抜粋)。
- 挨拶すると笑顔を見せる
- 報告・連絡・相談を欠かさない
- トラブルほど速く伝える
- 経過を断続的に伝える
- 自分見積りをする
- 図を描く
- 質問をする
- 他人に質問をするときには3点ほどまとめてからにしましょう。
- なぜそうなったか
- どうなれば質問者的にOKか
- 試みた方法・考えた内容
- 質問内容を簡潔にする
- Yes/Noないしは選択肢から選んで返答できるような質問にする
- やりとりに掛かる時間をだいたい予測する
- メモをとる
- 解るまで確認する
- 5W1Hを意識する。特にHowを残す。
よかった。大体を研究室の学生に教えていた。でも、微妙に達成できていないところもあるので振り返ってみる。
- 挨拶と笑顔:挨拶は言っているが、笑顔については言っていない。「元気に明るく挨拶しよう」と伝えているのみ
- 報告・連絡・相談:「まずいときほど報告しなさい」は言っている。「経過を断続的に伝える」については「アウトプットを出さないと努力を評価できない」という形で伝えている
- 自分見積り:「研究計画を立てて、毎週計画どおりに進んでいるかをチェックしなさい」「計画を立てなければ順調に進んでいるかそうでないかすらわからないよ」「自分がどれぐらいの時間で作業を行えるのか知りなさい」という形で伝えている。でも、このエントリーのように作業単位で時間を計るように言った方が良いかも。
- 図を描く:「言語化しなさい」「言葉や図に書き出していない『考えている』は意味がない」とは言っている。質問のやり方と同様、たくさんの図の書き方を知っていると自分の考えを外に出しやすい。
- 質問:研究室の教えの8割ぐらいがこれに費やされている。研究の場合は他人のみならず「自分にも質問しなさい」と教えている。ただし、相手が答えやすいように配慮して質問しなさいとは教えてない。これは、まず「質問を相手にぶつけられる」レベルに引き上げるのが大変なので、そこまで教えられないというのが正直なところ。
- メモ:「ミーティングは録音しなさい」「ゼミやミーティングには必ず筆記用具を持参しなさい」「ミーティングが終わったら、ミーティングの内容をメールで送りなさい」と指導しているが、「メモをとりなさい」とは教えていなかった。明示的に教えた方が良いよね。勉強になった。