私達の目的は, 極端に言えば便利で正しいコピペ素材を提供することだった

www.textfile.org:あるチュートリアルの思い出経由

社内にはそのライブラリで作られたアプリケーションが色々あり, ライブラリを使う時はその中から欲しいコード片を掘り起こすのが常だった.苦労の多い作業だった. オブジェクトの初期化, 設定, 利用のシーケンスはコード内に分散しており, それを漏れなく抜き出すのは難しい. コードの質も玉石混合で, バグを持ったままコピペされることもあった. 私達の目的は, 極端に言えば便利で正しいコピペ素材を提供することだった.

私はプログラマレベル2の腕前で気持ちは3なので、プログラミングができるようになりたいという気持ちが強い。行動してないけど。

それで最近考えていたのが、プログラマの力というのは「利で正しいコピペ素材」をどれだけの量持っているのかと等しいのではないかということ。そのコピペ素材が過去のソースコードの中にあるのか、頭の中にあるのか、愛読の本の中にあるのかは別として、すぐにそれを見つけ出し、使えることがプログラマの力量にほぼ等しいだろうと勝手に考えている。当然、世の中にはまだ表れていない真に新しいコードもあるだろうけれども、日常業務の多くの場面では過去の焼き直しを利用するのがほとんどだろう。ちなみに、この仮説を裏付けるのが「レシピブック」と呼ばれるサンプルコードを集めた本やCPANなどの膨大なライブラリー群の存在。