説明しようと思ったけど結構難しい。毎日新聞の説明が適切かな。
論文撤回は、研究成果が「白紙」となることを意味する。撤回論文は、世界共通の学術データベースに「撤回した」という注釈と共に残り、科学者としての業績や所属機関の信頼性にも大きな傷が付く。一方、修正の場合、論文の成果は残るため、撤回ほど深刻ではないと受け止められる。
(STAP細胞:論文撤回なら研究成果が「白紙」により)
もし、誰かがSTAP細胞の論文で主張されていることを実際に確かめた(「ありえない」というネガティブな報告でも)ならば、先行研究として参照されることはないだろうけど科学史には記録されるのじゃないだろうか。特にそれを成し遂げたのが理研やハーバード大学なら。実験記録が強制的に破棄されるわけではないし、アイデア自体は既に世界中に行き渡っただろうし、だとすると研究成果が白紙になるの意味は、結局、著者と著者の所属組織の信頼性が大きく傷ついたという意味しかないような気がする。