これは詳細知りたいところ。
九州工業大(北九州市戸畑区)は7日、同大大学院工学研究院の男性准教授(40歳代)が、講義を学期途中で打ち切って院生に単位を取らせないなどのアカデミック・ハラスメントを行ったとして、同日付で停職2か月の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、准教授は昨年度、「(院生の能力の)レベルが達していない」との理由で、担当する前期の講義を5月中に打ち切り、院生3人が単位を取得できなかった。大学には報告していなかった。
また、自らの研究室に所属していた中国人留学生2人に複数回、他の学生の前で「頭が悪い」などと言って苦痛を与えた。研究室の院生や学生計14人全員に対して、毎日午前9時から夕方まで研究室に滞在し、研究活動をメールで報告するよう強要していた。
(読売新聞:講義打ち切りや暴言、アカハラ九工大准教授を停職)
- "「(院生の能力の)レベルが達していない」との理由で、担当する前期の講義を5月中に打ち切り、院生3人が単位を取得できなかった。"
- 本当に「(院生の能力の)レベルが達していない」のだったら講義を15回実施するのはしんどい。気持ちは分かる。
- 大学の制度的には、成績評価を中間試験50%、期末試験50%の配分にして5月末に中間試験を実施し、中間試験の成績によって「この得点だと期末で挽回無理です」と伝えてフェードアウトしてもらうというのが無難だったのだろうと思う
- "自らの研究室に所属していた中国人留学生2人に複数回、他の学生の前で「頭が悪い」などと言って苦痛を与えた"
- 「頭が悪い」と言ったのが良くないのでアカハラと言われてもしょうがない
- ただ、留学生相手の場合、婉曲な表現は伝わらないので非常に直接的な言い方になってしまうという点はある
- "研究室の院生や学生計14人全員に対して、毎日午前9時から夕方まで研究室に滞在し、研究活動をメールで報告するよう強要していた。"
- 今回の報道の目玉がココ!
- コアタイムの指定についてはグレーゾーンかなと思う
- 日報は指導スタイルなので、これをアカデミックハラスメントの構成要因に入れるのは違和感を覚える
以上、メモとして。