表現の魔法は受け手側に宿る

どのような人によって発表されたものであっても、どのような媒体で発表されたものであったとしても、どのような意図で発表されたものであったとしても、発表された表現を解釈し、それにより勇気づけられたり、それを人生の糧にしたり、それによって傷ついたりするのは受け手の自由であり、誰からも蔑まれたり、文句を言われる筋合いはない。発表された表現の解釈は受け手の自由。

上の裏返しとして、多くの人が賛同し、多くの人が影響を受けるからといって、表現者が受け手の解釈に責任を持つ必要はないし持つべきじゃない。

# この原則で困る点は、人を傷つけるための表現について表現者が圧倒的に有利になる点と勝手に傷ついた受け手が表現者を批判する点にある。