2005年の記事
- CNET:次のキラーアプリは「カレンダー」--「When 2.0」カンファレンス開催
- ワークスタイル・メモ:Upcoming.org (ソーシャルカレンダーサイト)
- ワークスタイル・メモ:Zvents (ソーシャルカレンダーサイト)
- ワークスタイル・メモ:Eventful (ソーシャルカレンダーサイト)
言語力的にも時間的にも十分に整理することができていないのですが、上の引用した箇所全体を通して読み取ったのは「イベントやスケジュール情報はとても奥が深い」ということ、ゆえにそれらの情報を便利に扱えるようなオンラインのサービスを提供するには単に「スケジュールを公開できる場」を作るだけでは不十分、ということでした。
この辺の奥深さと難しさがこの種のサービスがブレイクするに至らない理由ではないかと感じた次第です。
つまりメールで情報を伝える、掲示板で情報交換する、といった既存の情報伝達手段から乗り換えるほど便利にはなっていない、ということです。
2006年の記事
- ソーシャルカレンダー「c2talk」を使ってみた(1)
- ソーシャルカレンダー「c2talk」を使ってみた(2)
- ソーシャルカレンダー「c2talk」を使ってみた(3)
- ソーシャルカレンダー「c2talk」を使ってみた(4)
特徴は、
- RSSによるカレンダー情報の配布
- 独自ソフトウェアによる見やすい整理
- 簡単にイベント情報をc2talkのサイトにアップロードできる
今年の“ソーシャル”ブームで「ソーシャルカレンダー」とか「ソーシャルスケジュール」「ソーシャルイベント」というツールが最近次々と発表されている。そしてそれなりに話題にはなっているが爆発的なヒットには至っていない。
これはこの分野の各ベンダーがバラバラに動きすぎていてまとまりがないからではないか。ネットでちょっと調べてみると確かに国内のベンチャー系だけでもすでに数社が参入しているようだ。しかしこういったベンダーが集まる合同イベントとかフォーラムといったものは未だ催されていないようである。
先日、ソーシャルカレンダーサイトのZventsが、VCから7億円の増資を行ったというニュースがあったばかりでしたが、米YahooもソーシャルカレンダーのUpcomingを買収してありますし、米国ではソーシャルカレンダーサービスの戦いも小規模ベンチャーから、かなり大規模なレベルにステージが移っているようです。
日本の利用者にとっては当面、eventcastとGoogleカレンダーあたりの選択になりそうですが、類似のサービスもいくつかでてきているようですし、日本のカレンダーサービスの大御所であるヤフーカレンダーの動向も気になるところです。
loglyはスケジュール,日記,アルバム,メモ,目標,ライフログなどをカレンダー上で管理できるサイト。メモはTODOリストとして管理できる。またライフログは睡眠時間などをグラフ表示できる。
情報はユーザー自分自身だけが見えるようにするほか,グループや全ユーザーにも公開するように設定できる。グループカレンダーの共有も可能。グループ間でノートやチャットによるコミュニケーションを行う機能もある。
スケジュールはOutlookなどからicsファイルでインポートできる。RSSにより外部のブログ・サービスや写真共有サービスを日記,アルバムとしてインポート可能。また携帯電話からもアクセスできる。
通常の自分のカレンダーの検索の部分に検索したい内容を入れて、Search Public Eventsをクリックするとイベントが検索されリストが表示されます。たくさん出てくるので週ごととか日ごと、月ごとなどにも表示することができます
他人が予定を入れることができる(サイボウズとかをオープンにするイメージ)だけではなくて、自分の趣味嗜好に応じたコンテンツが勝手にカレンダーにレコメンドされる、コクーンみたいな仕組み。
2007年の記事
c2talk.netは新たにソーシャルイベント機能を追加。誰でも公開カレンダーからイベント情報を確認したり、新たなイベント情報を登録したりできるようになった。イベントの告知をしたい人、イベント情報を広範囲にチェックしたい人などには便利なサイトとなっている。公開イベント情報は「Googleカレンダー」や「Yahoo!カレンダー」、「はてなブックマーク」などにも登録可能だ。
また、新たにWeb API「c2talk.net Event Platform API」を公開。c2talk.netのイベントイベント情報(xml / RSS / iCalendar形式)を取得、追加、削除することができる。
既に情報があふれてしまっているインターネット上では、情報の収集を助ける仕組みとして、RSSなどの新たな仕組みが提供されている。この技術と、時間軸に従って情報を整理できるカレンダーを融合すれば、より一層、有益な情報を整理して提供することが可能となる。
「オンラインカレンダーなんて要らない」「そもそも入れる予定がない」。Googleカレンダーをはじめ、各種のオンラインカレンダーが登場しているが、実際に活用しているユーザーはどれくらいいるのだろうか。依然として紙の手帳を利用するユーザーも多いのだ。
これからこのブログでどんどん礼賛してやろうと思っているソーシャル・カレンダー・サービスですが、実は、ウェブ業界では「可能性はあるだろうけど、なんでかブレイクしないよな〜」というポジションにあるのが実際のところだったりします。
2008年の記事
カレンダーにイベントを書き込んだり、リマインダーを設定できる。Web上に公開したり、楽天会員のほかのユーザーと共同でスケジュールの編集も可能だ。カレンダーをブログに貼り付ける機能も備えた。
プロ野球の試合日程や楽天市場のキャンペーンスケジュール、CDや家電の発売日など、楽天があらかじめ用意した「イベント情報カレンダー」や、ユーザーが公開しているカレンダーを、ワンクリックで自分のカレンダーに取り込める。
提供サイト
- Zakuraカレンダー:携帯とPCの両方で使えるソーシャルカレンダー。スケジュールの共有ができる
- ソーシャルカレンダー「オカル」
ソーシャルカレンダー「オカル」は、
1. あなたの予定を公開できます
2. 登録された予定はiCalendar, Atomに変換します
3. APIであなたのウェブページに表示できます。
- Windows Live
- souseit
- souseitは、書き込むより、取り込む!
- 公開されているカレンダー同士をリミックスして、また公開!
- インターネット機能があればどこでも、どこからでも!
- マイスケジュールやリミックスカレンダーをブログで公開!
- eventcast
- loglyカレンダー
- c2talk.net
- Yahooカレンダー
イベント共有・発信サイト
データ配信方法・フォーマット
マイクロフォーマット
マイクロフォーマットのイベント情報を示すタグhCalendar
- microformat wiki: hCalendar
- microformat wiki: hCalendar(日本語版)
- 2xup.org:microformatsによるイベントのマークアップフォーマットhCalendar
- 2xup.org:hCalendarをiCalendarに書き出す
iCalendar
- RFC 2445:Internet Calendaring and Scheduling Core Object Specification (iCalendar)
- wikipedia.en: iCalendar
RDFiCal
RDF Calendar