興味をもって眺めていた。
経緯はこちらでよくわかる。
かいつまんでいうと、岡田氏が著作権侵害を理由として「いいめもダイエット」というWebサービス停止を希望し、いいめも側が実際に「いいめもダイエット」を停止したという騒動。
私が納得した解釈はこちら。
岡田斗司夫さんはパブリシティ権という言葉を思いつかなかったので、苦し紛れに誤って著作権侵害といってしまった、というだけのこと。
著作権侵害にはあたらないということは方々で書かれているのでここではふれません。これもまた方々で指摘されていますが、この問題の本質は岡田氏の名前と著書をサービスのプレスリリースなどで無許可で使ったことなのでしょう。そうなると肖像権とかそういう問題に近いのかもしれません。
この話の教訓は
- 自分がよくわからない事柄を権威づけとして利用しようとしてもうまくいかない。
- 文章によるコミュニケーションは会話によるコミュニケーションよりも誤解 or 意図を汲み取ってもらえない可能性が高いので注意深く行うべき。特に不特定多数との文章によるコミュニケーションは言葉を非常に吟味して使う必要がある。
- ことなかれ的に対処することで逆に批判を受け、イメージダウンにつながることがある
この騒動に伴って別の話もでてきた様子。
- 夏目祭子のアンチダイエット・スリミングな生活:『いつまでもデブと思うなよ』第7章が『ダイやめ』をマネているというご指摘に答えて
- 岡田氏は著作権侵害をしていたわけではないでしょう - 平凡なエンジニアの独り言 はてなブログ出張所あかさたの日記:岡田氏は著作権侵害をしていたわけではないでしょう
今は、岡田氏に厳しい展開になっているけれども、厳しさがある一定のレベルに達するとバランスをとる人がでてきて、いいめもが激しく批判され、その後にこの騒動をを知る人は全体像をしるための労力を割くのを嫌うため、岡田氏といいめも両方を「触れるべきではない対象」とみなすようになると予想する。自分ならそういうような判断をする。喧嘩両成敗式思考法。