Sonyさん、電子ペーパーのディスプレイを採用したA4サイズのPDFビューアが欲しいです。
昨年SonyさんがLIBRIe(リブリエ)は、非常に期待できる製品であり、かつ、昨年末、だか、今年初頭には自作のコンテンツをLIBRIeに取り込めるようになったことで、私の欲しいPDFビューアに近づきました。しかしながら、現在のLIBRIeでは、画面が小さいのです。
私が欲しいPDFビューアのコンセプトは、持ち運び可能な専門書棚です。このPDFビューアで読む書類は、基本的に論文、専門書、マニュアルなどで毎日は読まないけれども、必要なときには必ず参照すべき書類を考えています。
少なくとも、計算機科学の分野の電子化された論文は、その多くがPDF形式のファイルです。大きさもA4印刷が中心です。官公庁の文書のサイズも確か基本的にA4になったはずです。また、このごろ増えてきた電子的なマニュアルも高々A4サイズが一ページであると思います。
専門書やマニュアルは、かさばる割には使用頻度が低いものです。しかしながら、必要になるときは大抵の場合、正確性が求められる場合であるので必ず参照しなければなりません。書斎がひとつだけであり、仕事はいつもそこでしかしない場合はともかくとして、仕事を家と仕事場の両方で行わなければならない。場合によっては、旅行先で行わなければならないという場合に、専門書やマニュアルはとても持ち運べる重さのものではありません。こんなとき、A4サイズのPDFビューアがあれば、少なくとも専門書やマニュアルを持ち運ぶよりは、楽に専門書やマニュアルを持ち運ぶことができます。
PDFビューアの能力で求められるのは、使用者が自由にカスタマイズできる書類管理機能と書類検索機能。また、メモ機能があれば最高ですが、なくとも、マーカーで印をつけられる機能(何ページのどこそこにマーク)というのがあって欲しいです。
電源は、乾電池とACアダプタの併用。ACアダプタ使用時には充電できると万全です。
当然、自作PDFをPDFビューアで読める必要があります。また、販売コンテンツでは、専門書の古典をPDFファイルで販売していただきたい。場合によっては、安い値段で貸し本形式で提供し、追加支払いで電子ファイルを買い取る形にしていただきたいです。
専門書でも学術書の大半は、洋書が多いと思いますので、まず専門家を売りの対象とし、専門家達の必需品という形にしてから、徐々に一般に浸透させていくのが良いかと思います。あるいは、カルチャースクールにPDFビューアとコンテンツをセットにして貸し出しをするとか。
中国において、教科書としての携帯図書端末の需要が多く見込めるそうですので、既にコンテンツとしての蓄積があるPDFをキレイに見れるビューアをぜひ発売して欲しいです。値段は、3万円以下を希望です。
参考: