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「ちゃんと頑張りなさい!」「頑張っているんですけど」「言い訳するな」の回避法

メモ

現在取り組んでいる対象への理解度や経験が異なると、その人が把握している、目的を達成する or とりあえず現状を進めるために行うために行う作業や行動が異なる。そうすると以下のような悪循環が起こる。

  • 教員:(このままだと順調に卒業研究が終わらないな。はっぱかけよう)「ちゃんと頑張りなさい!」
  • 学生:(先生の言う通りだ。がんばろう)「はい、がんばります。」
  • 学生:(ええっと、でも何やれば良いのかな、とりあえずGoogleで検索して…)
  • 〜 数週間後 〜
  • 教員:(あれから時間たったから、アレとアレと…と。10個ぐらい作業が終わっているかな?)
  • 教員:「どれくらい作業進んだ?」
  • 学生:「〜について調べたのですが、特にあてはまるものがなかったので、とりあえず**しています。」
  • 教員:(まだ、スタートラインにも立っていない!やばい!)「もっと、頑張らないとダメだよ」
  • 学生:(あれ?私はまずい状態なの?)「はい、がんばります。」
  • 学生:(ええっと、でも何やれば良いのかな、とりあえずGoogleで検索して…)
  • 〜 数週間後 〜
  • 教員:(あれから時間たったから、さすがに、アレとアレと…と。5個ぐらい作業が終わっているかな?)
  • 教員:「どれくらい作業進んだ?」
  • 学生:「あれから、〜について調べたのですが、やはり見つからなかったので、とりあえず**しています。」
  • 教員:(うわっ!やばいやばい!)「ちょっと、進みが遅過ぎると思うなぁ。もっと、頑張らないとダメじゃない?」
  • 学生:(ええっ?結構時間使っているのに)「一応、頑張っているんですけど」
  • 教員:(ちょっと、がつんと言って危機感持たせよう)「言い訳するな」
  • 学生:(あかん、この人に何言っても無駄だ)「はい、分かりました」

理解度や経験が少ないのでやるべき作業や行動がわからず、また、全体の量も見積もれないので、どの作業にどれくらい時間を注げば良いのかも分からない。分かっている方からすると、「まだ、あんなことに時間使って!」とか「いつまで、アレをやらんのだろう?」と心配&焦りで頭が熱くなる。

初心者の方は理解度や経験が少ないのでやるべき作業や行動がわからない状態であるということを理解し、かつ、熟練者は初心者だったことを忘れているので、こちらから要請しないと適切な支援は来ないということも理解して、質問/泣き言/途中経過を熟練者に頻繁に見せ、支援を受け取るようにした方が良い。

熟練者は、初心者が理解度や経験が少ないのでやるべき作業や行動がわからない状態であるのだから、初心者に期待している作業の全体像を可能なかぎり見せるか、最初の数歩を具体的に指示し、頻繁にその途中経過について尋ねるようにした方が良い。

はてなブックマークホッテントリーになっている以下のエントリーは、上記の「初心者に期待している作業の全体像を可能なかぎり見せる」という戦略がハマっている例だと思う。もちろん、「親」になったのは夫と妻の両方が同じタイミングなのに、夫が初心者で妻が熟練者というのはどういうことじゃ!という怒りもあろうけど。