でも、基本は所属研究室のやり方に合わせるんだぜ!
何を書きたいのかはっきりさせやがれ!
次のことをまずはっきりさせて、メールで送りやがれ!
- 問題はなんでぃ?
- その問題を解決してぇんか?それとも緩和させてぇんか?
- その問題を解決/緩和すると誰がよろこぶんでぃ?
- この問題について他に誰か挑んでねぇか?
- どこのどいつさまが、いつ、何をしでかしたん?
- 何で、おめぇさんはそいつの成果に何か上乗せできるとおもっているんだい?
- どういう方法で問題を解決/緩和を実現するつもりだい?
- どんな結果がでそうなんだ(あるいはてにいれたんだ)
論文の骨ってやつを俺様にメールで送れ!
論文の味わいを決めるのは脂じゃなくて骨なんだ!骨がきっちりした論文は肉がきっちりついてうめぇ。骨がガタガタなのに肉をつけようとすると犬にでもくれてやりたいできあがりになる。そいつはいただけねぇ。次のことをメールで送りやがれ!
- 論文の題目(英語と日本語の両方で書けよ。)
- 著者一覧(普通は、お前さんが1番目、あとは働きによって並べる。指導教員の旦那は最後だ!)
- 概要(一回目の骨を作る前は結構書けねぇんだよなぁ。まあ、書けたら送りな!!)
- 章/節/小節のタイトル(英語と日本語の両方で書けよ。)
- 各章/節/小節に登場する各トピック(論文にそのまま登場しても良い品質で1文程度ずつにまとめな!)
何、俺様が何を言っているのか理解できねぇだと、耳の穴かっぽじって以下を良く見やがれ!
題目: (日)***を用いた***分析 (英)An Analysis of **** with **** 著者名: Taro Aso, Shinichiro Abe, Yasuo Fukuda, and Junichiro Koizumi 概要: ***** 1. Introduction トピック1 (We explain ***. みたいな「ここには**を書きます」宣言はダメだ!実際に論文上に登場する文で書け!) トピック2 2. Methods 2.1 Purposes トピック1 トピック2 〜以下略〜
俺様の許可でるまで繰り返せ!
おいおい、たった一回だけで俺様が納得すると思ってんのか?ふてぇ、やろうだなぁ。
俺様がよしというまで、骨の品質を上げろ!
おわりに
もう疲れたのでここまで。骨がぐずぐずな論文を指導するのは時間の無駄であります。骨の段階できっちりしたものを作ってから肉をつけて論文を完成させてください。ちなみに私の所属研究室では、上の手順を踏まない論文への指導はしません。