TwitterのTLに「DNA混入」というキーワードで論争が流れてきたので、そはなんぞやと調べてみた。とりあえず、概要がわかったのでメモ。
発端は、Kevin McKernanさんがファイザーとモデルナのワクチンを調べたところ、ワクチンの生成に使ったDNAが混入しているということを報告したことに始まる。
上の話についての荒川央さんの解説。
note.com
新田さんの解説。以下は3つのTwitterのスレッドのそれぞれ最初のツイートのみのリンク。
常識というか、そういう仕様なんですよこの製品は。
— 新田 剛 Takeshi Nitta (@takenitta) 2023年4月17日
私も今回の件が出るまで意識してなかったです。言われてみればそうだなという程度。にゃんこ先生や他の研究者の方も同様でしょう。荒川先生が記事にされたのも「プラスミド大量混入」の報がきっかけだと推察します。https://t.co/WI4gKPLug6
「DNAの量」問題について、書いてみますね。
— 新田 剛 Takeshi Nitta (@takenitta) 2023年4月19日
3/9の記事
二価ワクチンは20-35%もの発現ベクターを含み、大腸菌を形質転換できるhttps://t.co/UKknJwYA1O
荒川先生の4/5の記事には「二価ワクチンに環状プラスミドが存在している」「環状プラスミドの存在は…裏付けられ」https://t.co/kGvWNfOBKK https://t.co/xdy3Y1RRsP
噛み合わないかもだが、続き
— 新田 剛 Takeshi Nitta (@takenitta) 2023年4月22日
(長くて退屈なので、余程興味ある人以外は無視してください)
「もし」本当に混入率20-35%なら、1人あたり投与されるDNAは10μg程度。これが全てプラスミドDNAだとしたら(環状でも直鎖状でも)大問題。
実験者の感覚としてもありえない量。研究者全員が同意すると思う https://t.co/RdgrTSj34g
素人感想としては、科学的な話なので、追試が多く行われて知見が固まっていくだろうと思っている。