自分にとって当たり前のことがそうでなかったと気づくのは難しい

Twitterとかブログとかで褒められていたので視聴した。とても鮮やかだった。

隆慶一郎の「死ぬこととみつけたり」で、あまりにも膂力がありすぎてひねくれてしまった武士の話がでてくるのを思い出した。熊はただじゃれているだけなのに、相手は血を流し、周りの人には恐れられ、最後には打ち殺されるのを避けるために、手向かいしつつ逃げるしかなくなる。

こんな大層な話でなくても、自分にとって当たり前で何の気なしにやっていたことが、他の人から否定されるのって、程度の差こそあれ衝撃ではあるよね。それが、シチューを食べるときカレーと同じようにごはんに食べるというちっちゃいことだったとしても。