ディスカバリーTVの「ビデオゲームの歴史」が熱い

第3話を見たけど衝撃的だった。ゲームでは日本が世界を牽引しているのかと思っていたけど、それとは全く違う次元でアメリカのゲーム業界は進んでいた。第3話は、一人称視点でのシューティングゲームを主題に進む。一人称視点のシューティングゲームは残虐性が高く、コロンバイン高校の銃乱射事件の際には全米で反ゲーム運動が高まるほどだったが、今や志願兵が少なくなってきていることに危機感を覚えたアメリカ軍が自前でシューティングゲームをつくりそれを梃子に志願兵を増やそうという状態にまでなっているとのこと。

そのゲームはアメリカズアーミー。

 陸軍がゲーム事業に乗り出したのは、『America's Army』をリリースした2002年7月だった(日本語版記事)。実質的には陸軍の隊員を募集するインタラクティブ広告としての役割を担うこのゲームは、無料でダウンロード提供され、これまでに340万人のゲーマーが利用者登録を行なっている。

2002年から既にこういうことが始まっていたとは。全く知らなかった。衝撃的。ゲームを使って新兵勧誘、および、イメージアップ(親近感をいだかせる)という方法があるなんてさっぱり考えたことなかった。これで、志願兵が増えていたら、ゲームが子供に影響を及ぼす云々の論争は完璧にけりがついてしまうのではないか。

すごい衝撃だ。人類は大丈夫なのか?そして、軍事におけるゲーム利用で日本はまともに研究開発しているのか?もし、していないとしたら丸々5年の遅れがあるけどこれはやばいよ。