財務省の森本学園への国有地払い下げ問題で、事実が明らかになるのは歓迎だけど、検察が捜査情報をリークするのはよろしくない。警察や検察の都合のよい物語に世論誘導できてしまう。そして、国会議員がそれを「がんばれ」とするのも良くない。さらには情報源とみなされる人を特定できるような発言してしまうのは、情報源の秘匿の観点から最悪に近い。その情報源をつぶしたいという意図ならわかるけど。
森友学園に国有地がごみの撤去費用などとして8億円余り値引きされて売却された問題で、去年2月、財務省が学園側に口裏合わせを求めていた疑いが出てきました。当時、国会で財務省は野党側から「実際に大量のごみの撤去を確認したのか」などと追及されていましたが、そのさなか財務省の職員が学園側に対し「トラックを何千台も使ってごみを撤去したと言ってほしい」などと、うその説明をするよう求めていたことが関係者への取材でわかりました。大阪地検特捜部はこうしたやり取りを把握していて詳しい経緯を捜査しています。
#森友 大阪地検の女性特捜部長のリークがどんどん出てくる。NHK「何千台分のトラックでゴミを撤去したと言ってほしい」と本省理財局の職員が森友学園に要請と。ネタ元はメールらしい。今のところ、特捜部は「やる気」みたいだが、法務省と財務省の関係からすると、どこまで貫けるか!?頑張れ!
— 江田憲司(衆議院議員) (@edaoffice) 2018年4月4日
リーク報道による世論誘導の典型的な例は前川喜平さんのやつ。
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