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誰にも否定できない自分の主観をテコに要求を通す

なるほど、勉強になる。両方のエントリーでは「謝罪」がキーになっているけれども、私の受けた印象では「感情」がキーポイントのような気がする。

事実や知識は間違っているならば否定することが可能だけれども、「私がどう思ったのか(思うのか)」という主張は誰にも否定できない。なぜならば、「私がどう思ったのか(思うのか)」は私しかわからないため。なので、この誰にも否定できない自分の主観を中心にすえて、コミュニケーションする限り、相手は私の主観「私がどう思ったのか(思うのか)」を必ず認めないといけない。

一つ目のエントリーで紹介されている技術である自分のまとめに対する相槌を利用して難癖をつけて謝罪を引き出す方法でも、二つ目のエントリーの「痛い」という自分の主張を否定させることで相手の謝罪を引き出す方法でも、キーポイントは「私がどう思ったのか(思うのか)」を相手に否定させるという点にあると思う。この方法が有効なのは、「私がどう思ったのか(思うのか)」という主張は誰にも否定できないという大前提があるため。

アサーティブな振る舞いに登場する会話方法も、「私がどう思ったのか(思うのか)」という主張は誰にも否定できないという大前提を利用している(アサーティブな振る舞いについて2冊

理屈や論理、正しい議論のやり方を重視する人ほど、「私がどう思ったのか(思うのか)」という主張は誰にも否定できないということを大前提であると認める傾向があると思う(感情的な人は「私がどう思ったのか(思うのか)」という主張は誰にも否定できないを大前提として認めさせるが、「あなたがどう思ったのか」という主張は私は否定できないと思っていないような気がする)。なので、理性的な相手であればあるほど、タイトルで書いた「誰にも否定できない自分の主観をテコに要求を通す」は言い過ぎだとしても、この大前提を使って相手に自分を認めさせる(尊重させる)という手法の効果はあがるような気がする。