上記のエントリーは、クライアント作者さんは大変だなぁや夜フクロウの件に関するさまざまな反応で登場した「社会的責任」という言葉が一人歩きしていることへの皮肉だと思うけど。書いてあることの内容よりはタイトルだけで脊髄反射的にコメントしたい。フリーソフトだろうが無料サービスだろうが、社会に損害を与えたらそれなりに責任をとらないといけない。1か0の問題ではなく程度の問題。どういう事態がおこったら社会に損害を与えたとみなすか、どの程度の責任をおわせるかはケースバイケース。
フリーソフトの開発者にも、フリーソフトの利用者にもどちらにも社会的責任がある。というか、社会に生きているかぎり常に社会的責任がある。それがなんだかは文脈によるけど。社会的責任なんて曖昧な言葉はこの程度の意味。何に対してどうすることが求められているのかを明示しなければ、今回のケースでそれが当てはまるかわからない。やはり、要望や文句を言うときには曖昧な言葉を使わないで素朴に飾らず言うのが一番。