メモ:当事者研究の例

これは当事者研究の例なのだと思う。
anond.hatelabo.jp

以下の事柄はそれぞれ別々の話だと思う。
1. 「自分」がある物事についてどのように認識するのか、どのように反応するのかを言語化し、「自分」を対象として再現性を確かめる
2.「自分」にとって再現性のある事柄が、「他者」にとっても再現性があるかどうかを確かめる
3. 「他者」にとっても再現性がある事柄を「他者」に伝わるように言語化する
4. 言語化された「他者」にとっても再現性ある事柄が、新規性があるかどうかを確かめる
5. 論文にまとめ発表する。

2と3はどちらが先か後かは別として、4までいくと学術的な研究(の一歩)となり、5で学術研究となる(成果として認められるかどうかは別)。

個人の生きやすさを改善し、生活の質(QoL)が上げるということを第一の目的におけば1のレベルで十分である。上の匿名ダイアリーの記事について2以降のことを求めている人がいるけれども、とりあえず1を達成できているのだから素直に称賛すればよいと思う。もし、上記の知見が他者にとっても役に立つならばそれは副次効果として良いこと。

可能ならば当事者研究エピソードバンクにも投稿してもらうと、他の悩んでいる人たちの一助になるかもしれない。
www.episodebank.com

メモ:はてな匿名ダイアリーの2019ラグビーW杯記事

面白いのでメモ。

審判関連

ラグビーとサッカーの関係

経済とラグビーの関係

メモ:台風15号による千葉県被災

台風15号(2019年)

tenki.jp

台風15号は強い勢力で8日(日)夜から9日(月)にかけて関東地方の沿岸にかなり接近し、上陸する恐れ。関東や東海では8日夜から急に暴風が吹き、台風本体の雨雲がかかる。広く厳しい暑さ。

千葉県の対応

www.bousai.pref.chiba.lg.jp

千葉県は10日午前に災害対策本部を開き、台風15号の影響で断水が続く地域への給水のため、同日早朝に自衛隊に災害派遣を要請したことを明らかにした。会合に出席した陸上自衛隊第一空挺団の戒田重雄団長は要請に応じ、佐倉市や東金市など6市町に給水車両を派遣すると表明した。
千葉県が自衛隊に災害派遣要請、断水6市町に給水車両 :日本経済新聞より)

千葉県知事より、10日0400に航空自衛隊中部航空方面隊司令官(入間)に対し、病院向け給水支援について、また、10日0430に陸上自衛隊第1空挺団長(習志野)に対し一般向け給水支援について、それぞれ災害派遣要請がなされた
防災情報のページ - 内閣府の「令和元年台風第15号に係る被害状況等について(令和元年9月11日7:30現在)」より)

被災に関する報道

首都圏の送配電を行う東京電力パワーグリッドによると、台風15号の影響で9日午前8時現在、約93万1800軒で停電が発生している。このうち千葉県内が約63万3600軒を占めている。

関東地方に上陸した強い台風15号の影響で、東京電力は9日午前8時現在、千葉県や神奈川県などで約93万1800軒が停電していると発表した。

台風15号の影響で大規模停電が起きた千葉県では、南房総市の女性(93)が停電中の自宅で心肺停止の状態で見つかった。熱中症とみられている。印西市の病院でも、入院していた男性(62)が停電後に死亡していて、千葉県が停電との因果関係を調べている。停電で送水ポンプが止まるなどしていて、千葉県では午後10時現在、わかっているだけで7万6000軒以上で断水している。“陸の孤島”となった成田空港では、午前5時から電車が動き始め、混乱は解消された。千葉県では10日夜も熱帯夜になる予想で注意が必要となる。

メモ:MITのエプスタイン資金受け入れ問題

MITメディアラボ伊藤穣一元所長が批判されているポイント

まず、伊藤氏がメディアラボ所長の辞任を余儀なくされた理由は「大学当局に嘘をついた」こと――具体的には、MIT全体で「寄付提供者には不適格」とされていたEpstein氏から、そのことを承知で(大学当局には内緒で)長年資金を受け取っていた、あるいはEpstein氏と伊藤氏がほぼ二人三脚でメディアラボの資金集めをしていたこと、と言えよう。

MITメディアラボ・スキャンダル報道の「正しい」読み方 - CNET Japanより)

関連記事

MITメディアラボの財源

この問題の原因の一つはたぶんMITメディアラボの財源のあり方だと思う。

ラボの主な財源は、企業スポンサーから来ている。メディアラボは、「ほぼ100%、産業界からまかなわれていること」においてユニークである。

プロジェクトごと、もしくは、グループごとに財源を受領するのではなく、メディアラボは、スポンサーにラボの一般的なテーマに拠出することを求める。

スポンサー企業は、次に、メディアラボの研究と、より自発的な(spontaneous)なやり方で連携できるが、同時に企業は、ラボの教員や研究スタッフの特定のメンバーと構造化された関係によって導かれる。その特定のメンバーは、スポンサー企業がメディアラボのスポンサー契約から最大の便益を得られるように支援する。また、メディアラボは、スポンサーのビジネスとラボ研究の間の提携を作るための新しい手法を探求している。さらに、特定のプロジェクトや研究者は、より伝統的なやり方で、NIH、NSF、DARPAを含む政府機関を通じて財源手当てされている。また、MITにおける他の研究科もしくは他の学部との契約者は、しばしば、共通のプールに入らない資金をもつことができる。
MITメディアラボ - Wikipediaより)

メモ:戦争体験・被ばく体験を「語り継ぐ」

違和感というか、疑問があるのでとりあえずメモ。

Session 22の録音したものを聞いている。8月8日と9日のメインセッションは荻上チキさんが長崎で取材したものの放送だった。
www.tbsradio.jp
www.tbsradio.jp

主たるテーマは、長崎や広島で原爆によって被ばくした人たちが高齢化し、お亡くなりになることで被ばく体験を語れる人が少なくなっている。そこで、それを「継承」する取り組みを紹介している。

で、違和感を覚えているのは、ある人の体験を別の人が「語り継ぐ」という点。「貴重な語りが語り手が亡くなることで世の中から失われてしまうのを防ぐ」という点には賛同するのだけど、その手法として「別の人が語り継ぐ」ということが目的化してしまうのは変じゃないかと思っている。

8月8日に登場する森口貢さんが被ばく体験を語り継ぐ意味について説明されていたので、それをもう一度聞きなおしてみたい。8月9日の交流証言者というのはどうも「別の人が語り継ぐ」ということが目的化してしまっているような気がして変な気持ちになる。あと100年たったときに「長崎で被ばくした***さんの語りを語り継ぐ 3代目 ***です」みたいなことになるのだろうか。実際の体験者と直接触れ合った人がいるという過渡期だからこその戦争体験・被ばく体験の次世代への引継ぎ方なのだと思うのだけど。

ヨーロッパとかでは第一次大戦の戦争体験を語り継ぐということを今でもしているのだろうか。戊辰戦争や西南戦争での戦争体験を語り継ぐという活動はどうなっているのだろうか。

一方で、こういう事実がわからなくなってしまうのもいけないということは頭ではわかっている。数年前に旧街道を散歩する趣味をしていたとき、ある宿場町とその隣の宿場町で古い町並みの残り具合が全然違っていることがあった。最初は自治体が街並み保全にお金を投じているかどうかの違いかと思ったが、教育委員会などが設置している史跡の説明を読むと、その違いは太平洋戦争で空襲を受けたかどうかの違いだった。現在がどうしてこうなっているのかの背景に戦争の影響とかがきっちりとある。記録に残し、興味に応じて参照できるようにしておく必要がある。