XMind 2021をWindows PCとiPad上で連携して使う

はじめに

マインドマップの有用性は知っているものの最近使わなくなっていたが、やっぱり自分の考えを構造化&視覚化できるツールは便利だなと思ったので、マインドマップツールを探してみた。可能ならば、私がテンプレート作ったマインドマップファイルを学生にも共有して、研究の手助けにできたらよいなと思っている。

私が欲している条件は以下の通り。

  • Windows PCとiPadで共有できる。作成できるのはWindows PC上のみでも良いがiPadで閲覧したい。
  • 開発が継続している。以前はWindows上ではFreeMind、iPad上ではOmniGraflle 1を使っていたのだが、FreeMindは開発が止まっており、OmniGraflle 1はiOSのバージョンアップにともない動かなくなった。WindowsやiOSのバージョンアップに耐えられるソフトが良い
  • 無料版がある。私個人が使う場合には有料版で良いが、学生と共有する場合には無料版があった方がよい。

XMind 2021

上記の条件を満たすソフトウェアとして、XMind 2021の評価版を使ってみることとする。有料版も月600円以下なので缶ビールなら3本、クラフトビールなら1杯我慢するとひねり出せる値段。
jp.xmind.net

上記の会社はXMind 2021とXMind 8という二つのデスクトップ用製品を出しており、両方とも評価版がある。二つの違いは以下のページの通り。

XMind 2021の評価版と有料版の機能の違い(機能制限)は以下のページの通り。

公式サイトには明示的に説明がなかったが以下のサイトによると営利目的でないならば評価版の利用期間制限はないとのこと。

多くの大学が契約しているOffice 365のOneDriveを利用することでWindows DesktopとiPadの間でファイルを共有することができる。

XMind 2021のインストール

次の手順でインストールする。

  1. 日本語公式サイトの右上の人型のアイコンをクリックし、アカウントを作成する。
  2. 日本語公式サイトの上部メニュー「XMind 2021」をクリックし、「試用版ダウンロード」をクリックしダウンロードする
  3. 初回起動時にサインインが求められるので作成したアカウントでサインインする。
  4. インストールし、起動する。「ライセンス購入しないと使えません」みたいな画面がでるが、評価版のまま使用できる。

iPadと共有する場合には、OneDrive上に「00-XMind」などというフォルダを作成しておき、そこに作成したMindMapファイルを保存する。

XMind Mobileのインストール

  1. 事前にOneDriveアプリをダウンロードし、インストールしておく。また、OneDrive上で自分のOffice 365のアカウントでサインインしておく。
  2. App Storeで「XMind」と検索し、アプリをダウンロードする。
  3. 作成したアカウントでサインインする。
  4. XMindアプリの左上のアイコンでフォルダ選択を行えるので、そこでOneDriveフォルダに移動すれば、Windows Desktopで作ったMindmapファイルを利用できる。