Cisco Webex Meetings の共同主催者設定メモ(2021年5月時点)

結構悩んだのでメモ。

結論

ある組織の会議用に契約したビデオ会議システムのCisco Webex Meetingsでは、2021年5月現在、会議の共同主催者を事前に設定する場合には同じ組織(メールアドレスのドメインが同じ)の人しか共同主催者にできない。

会議開催後ならば、主催者は任意の出席者を共同主催者に指定できる。また、共同主催者設定後に主催者がログアウトしても、会議はそのまま継続できる(共同主催者が主催者に繰り上がる)。

本文

以下の料金プランをみると、1人契約しておけば代理主催者を設定することで、契約者(主催者)が出席できないときでも、代理主催者を設定することで、オンライン会議を行えると考え、Starterプランを契約した。
www.webex.com

やりたかったことは「 主催者(契約者)の私が事前にオンライン会議を設定。その際に代理主催者を設定し、私が欠席のときでもオンライン会議を運営できる。」

そして、いざ、代理主催者を設定しようとしてみると、そもそも「代理主催者」の設定項目がない。代理主催者は共同主催者に代わったとのこと。確かに会議の設定画面に共同主催者の項がある。

help.webex.com

WBS40.9 以降、共同主催者のロールが代理主催者のロールに置き換わります。 共同主催者のロールではより多くのミーティング管理機能が提供されるため、主催者のミーティング管理をアシストできます。

上のページのとおり、会議を競ってしても出席者のロール変更のアイコンがでない。上のページの以下の記述が原因だと思うが、意味がわからない。

ミーティングのスケジュール時に、Webex サイトにアカウントを持つユーザーか、または主催者ライセンスを持つユーザーだけが、主催者ホストにできます。

Googleで検索したところ、以下のQ&Aを見つけた。
community.cisco.com

スケジュール時に代理主催者にする場合には、契約上同一組織にあるアカウントを利用する必要があります。

以上から、2021年5月時点では2021年5月現在、会議の共同主催者を事前に設定する場合には同じ組織(メールアドレスのドメインが同じ)の人しか共同主催者にできないことが分かった。