メモ:各国の痴漢

痴漢は日本の特有の現象というのはどっかで読んだ。でも、ほかの国にもあるみたいメモ。

abematimes.com

“KAWAII”や“OTAKU”など世界的に知られている日本語の中で、日本の恥ともいえる“CHIKAN”という言葉が世界共通語になりつつあるという。

日本

2012年のエントリー
d.hatena.ne.jp

2015年の記事
wotopi.jp

2017年の記事
www.pref.saitama.lg.jp

これまでに痴漢の被害にあったことがあるか尋ねたところ、「はい」が6割半ば超(67.1%)であった。

2017年の記事
www.kurashihow.co.jp

痴漢にあったことがある女性は6割超。その時の年代は10代が57.4%、20代が67.4%と大半を占めた。

netallica.yahoo.co.jp

ちなみに、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男性671名を対象に「電車内での痴漢」について調査を実施したところ、約1割が「したことがある」と回答する結果となった。

各国まとめ

2015年の記事。
courrier.jp

ドイツ

Step in:ドイツでカルチャーショック

痴漢がいない

痴漢と言えば、混んだ車内に現れるもの。私は、ドイツの列車内で痴漢にあったことも、痴漢を見たことも今まで一度もありません。そもそも車内が混んでいることも稀です。だから痴漢も出現しません。

plaza.rakuten.co.jp

Edelstoffさんとのスカイプ・チャットで、話が何故か電車内での痴漢に及びました。そして、ドイツ、特にEdelstoffさんの住むミュンヘンでは痴漢行為は聞いたことがないとか。


その理由として、Edelstoffさんが挙げたのは次の三つです。

( その一 )
ドイツでは、電車が空いていて、にほんのように満員すし詰めになることがなく、従って、身体を密着させ、けしからぬ行為に及ぶことはできないというのです。

( その二 )
ミュンヘンの電車は、地下鉄も郊外電車も、車両幅が日本よりもかなり狭く、立っている乗客は、殆ど全員が前の座席に坐っている人の視線に曝され、これまた不埒な行為は無理とのこと。

( その三 )
これは、Edelstoffさん流の特異な解釈です。
そもそもドイツ人は、性欲が強く、痴漢行為などという中途半端な真似では到底満足できない、だから、そんなことはしないというのですが、これは如何なものでしょうか。

フランス

2015年のエントリー
matimura.cocolog-nifty.com

それによると、フランス社会で公共交通機関の痴漢(女性に対する性的嫌がらせから性的暴力まで)が問題となったのは、Sofie Peetersという人の作ったドキュメンタリーFemme de la rueが注目された2012年からのことであった。

2017年のエントリー。
www.excite.co.jp

フランス女男平等高等評議会が2015年に出した答申によれば、交通機関において今まで1度でもセクハラもしくは性的暴行を受けたことがある女性の割合は100%だった。そして、これらセクハラもしくは性的暴行の被害者の半数以上が未成年。女性の場合、被害は8時から20時という公共交通機関の利用頻度が高い時間帯に多い(男性の場合は21時以降)。

また仏研究所IAUが15歳以上を対象に、2015年にまとめたパリを中心としたイル・ド・フランス地域圏における被害と感情についての調査結果では、56.3%の女性が公共交通機関に不安を抱いていると回答した(男性は26.7%)。その中で女性がもっとも不安を抱く交通手段は、郊外とパリ中心部をつなぐ鉄道路線RERで48.2%。次いで地下鉄42.2%、バス25.1%、トラム18.8%という順だった。

2018年のエントリー。
www.parisettoi.fr

2018年のエントリー。冒頭の「Tchikan(痴漢)」発売を受けての記事。
news.goo.ne.jp

2019年のエントリー。内容は2018年以前のニュースまとめ。
hokuou.online

エジプト

news.yahoo.co.jp

中国

2012年の記事。対策としてはめっちゃ間違っている。
www.asahi.com

2013年の記事。
www.newsweekjapan.jp

2013年の記事。電車の場合は意味ないと思う。
chaimaga.com

2017年のエントリー。
sossky.net

北京市が市民約2,000人を対象に実施した痴漢行為に関する世論調査の結果が22日に公表された。同調査結果によると、回答者のうち71.5%が「痴漢行為で有罪となった者に対する処罰を厳格化すべきである」としており、また女性の53%以上が、「自分もしくは知人が地下鉄で痴漢被害に遭ったことがある」ことが分かった。


一方で2018年の記事だと中国だと痴漢が一般的でない様子。
news.searchina.net

2018年の記事
courrier.jp

台湾

2013年のエントリー。
hilolin.cocolog-nifty.com

2016年のエントリー。
twinavi.jp

韓国

2007年の記事
www.toyo-keizai.co.jp

そんなこともあってさる暮夜、在ソウル・ビジネスマンたちとの席で“痴漢論議”になり、韓国でも近年、地下鉄などで痴漢がよく摘発されるようになったという話が出た。たしかにマスコミにもそうしたニュースがよく出る。そして、その背景については「韓国社会での痴漢の出没は、都市化が進んで世の中が複雑になり、韓国人たちの性意識が日本人と同じくうっ屈し、いじけるようになったせいだろう。それに地下鉄時代になったことも大きいのでは」ということになった。

 こんな話を知り合いの韓国女性にしたところ「いや、バス時代の昔から痴漢(現在、韓国では“ソンチュヘン=性醜行”という言葉を使っているが)はいましたよ。ただ昔は女性が恥ずかしがって声を出さなかっただけよ」と一蹴された。

2011年の記事
japanese.joins.com

京畿(キョンギ)開発研究院のビン・ミヨン研究委員は8月の1カ月間、首都圏で大衆交通を利用する女性職員300人(有効回答295人)を対象に「大衆交通内のわいせつ行為被害現況」について面接アンケート調査を実施し、その結果を1日に発表した。

大衆交通利用時に発生する可能性が最も高い犯罪には、回答者の69%が「痴漢」を選んだ。続いて「窃盗」(24.4%)、「強盗・暴行」(6.6%)が多かった。

また4人に1人(24.8%)はバスや地下鉄で痴漢を経験したことがあると答えた。 この1年間に2回以上の被害がある場合も30.1%にのぼった。 被害場所は「地下鉄」が67.1%で最も多く、「市内バス」(15.1%)、「バス停留場・地下鉄駅」(11%)、「高速バス・座席バス」(6.8%)の順だった。

インド

2008年のエントリー。
mio-hazuki-2.hatenadiary.org

2014年のまとめ。
matome.naver.jp

2015年の記事。
wotopi.jp

2015年の記事。
www.afpbb.com

2018年の記事。自分の身の回りが世界だから。
tabizine.jp

インド/30代男性
東京で暮らし始めて2年になるけれど、痴漢のことはあまりよく分かりません。でもひとつ言えることは、母国で同じことが起こった場合、インド人女性なら大声を上げて抵抗するはず!

共通するポイント

共通する点はこういうところかな。

  1. 公共交通機関(不特定多数が出入り可能)
  2. パーソナルスペースに入っても言い訳が成り立つ状況