すぐ不機嫌になる人の対処法として勉強になる

男 vs 女という書き方であるのを敢えて無視して「男=すぐ不機嫌になる彼奴」、「女=彼奴に対応せざる得ない私」と読み替えるとあら不思議。とっても有意義なコラムになっている。

結構、汎用的なポイントだと思うのが「その時々で言語化していないと記憶として定着しないので『忘れてしまう』」というところ。

一方で男性は、自分の中にわき起こっている感情を言葉にするのが苦手です。男友達と恋バナをすると、ざっくりした事実関係を列挙するだけで、そのときに自分がどう感じたかを話してくることがほとんどありません。

こちらから尋ねても「よくわからない」「細かいことは忘れた」などと言うだけです。そのときの感情を逐一言語化しないため、記憶として定着していないのでしょう。

端的に言うと男性は、自分がなぜ不機嫌になっているのか、その理由が「わからない」のです。「不機嫌になった理由を説明しない理由」もここに起因していて、「わからない」ことは説明できないからです。

男って何ですぐ不機嫌になるの?より)

不機嫌になった理由のみならず、勉強がわからない、何か困ったことがあった、ストレスを感じるなど「理由は説明できないけどネガティブな状態」で良く目にする構図。上下関係があり、相手に影響力を行使できるときには、まずは逐一言語化させるというのが一つの解決方法であることが推測される。過去エントリーでもいろいろと書いてきた部分でもある。

また、対象方法も勉強になる。

そこでオススメしたいのが、「なぜ?」と問う代わりに、「あなたに不機嫌になられると怖い」「私は悲しい」「精神的にしんどい」という気持ちをそのまま伝える、という方法です。

不機嫌になるというのは、“言語化できないネガティブな感情”に陥ったときに、眼前の問題をやり過ごすための“便利な手段”でした。しかし、「それと引き換えに大きな代償を支払っている」ということに、おそらく本人は気づいていません。

その代償とは、「相手との信頼関係の悪化」です。そのことを明確に伝えることが、不機嫌な相手への最も効果的な対応だと考えます。

男って何ですぐ不機嫌になるの?より)

なるほどね。「なぜ?」と言いたくなる気持ちを抑えて、まずは自分がどう受け止めているかを伝えるということね。