「〜科学」の研究成果を眺めるときに注意すべきことがうまくまとめられている。最初の2つは「〜科学」の研究成果に関するニュース・広報に対するもの。残りの10個は研究成果自体に対するもの。
はてなブックマークコメントには、用語が難しすぎて一般的じゃないという主旨のコメントがあるけど、大学卒業時までに理解(not 実践)すべき項目としては非常に適切だと思う。知人の知人ぐらいまでにこの方針を理解できる人がいるといろいろと良さそう。
id:usausa1975 さん Good Job!
関連リンク
- 斗比主閲子の姑日記:「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針のポスター(日本語版)が公開されました
- Interdisciplinary:ちょっとだけやわらかく噛み砕いてみる――『「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針』
- サイモン シン:代替医療解剖(旧題:代替医療のトリック):
- 「水からの伝言」を信じないでください
- 「水からの伝言」という具体的な事例に対して上記のポスターの一部の説明があります。
- ちゃんと実験をして結晶の写真をとっているのだから、本当なんじゃないの?
追記:
うさうさメモ:「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスタの4はこういう事例です。中身読むとちゃんと補足入っていますがタイトルは誤解を招きやすいものになっています。
だからといって、上位リストに載っている都市に引っ越せば金持ちになれるというわけでもない。「歩行者に優しい都市」のGDPが高いのは、そうした都市の住民が、歩行者に優しくない都市の住民よりも教育水準が高い傾向があるという事実によって説明できる可能性がある、と報告書には書かれている。教育水準が高ければ、所得も高くなるのが一般的だ。
報告書から抜粋した下の表から、歩行者にとっての利便性が下がるにつれて、GDPと「高学歴者の割合」が低下していることがわかる。
ただ、この調査では、「高学歴の住民のおかげで歩行者に優しい都市になっているのか」、あるいは、「歩行者に優しい都市が高学歴の人々を惹きつけているのか」、あるいはその両方の要素が働いているのかは示されていない、と報告書の主執筆者である、不動産・都市分析センター所長のクリス・ラインベルガーは語る。
つまり、「かなり強い相関」の背景にある因果関係は明らかではない。しかし、だからといって、歩行者の都市生活を向上させることに躊躇すべきではない、とラインベルガー氏は指摘する。
( 「歩行者に優しい」都市ほどGDPが高い:調査結果より)