電子版の18日朝刊社会面の記事をリンク。
文部科学省は高校に、具体的な教育目標の設定と達成度評価の公表を求める制度の検討を始める。高校生の7割が普通科に通う中、学力や進路希望などの実態は多様化。大学受験以外の目的意識が曖昧になり、中堅校を中心に学力低下も懸念されている。高校ごとの位置付けや目標を明らかにして、実態に沿ったカリキュラム作りを促し、学力を底上げする。
高校進学率は98%と実質全入化。うち7割が普通科だが、難関大への進学を目指して猛勉強する層がいる一方、大学入学者の半分近くは推薦などで学力試験を受けず、高校で学ぶ目標が曖昧になっている。
ベネッセ教育研究開発センターの調査では、学力中位層の生徒の平均家庭学習時間(平日)は1990年に112分だったのが2006年には60分と半減した。中学までの学習内容を十分に理解できていない生徒も増えている。
7時に起きて8:30から学校、19:00まで学校(課外活動含む)、20:00からご飯食べて、風呂入って22:00。24:00に寝るとすると、平日に60分勉強しているなら、結構頑張っているのではないかと。