コンピューターリテラシーを見積もった利用環境更新願いのやり方

困っている方、対応している方がたには不謹慎ながら、非常に良い例なのでメモ。

何が起こっているか。

わからない人は、自分がどういうツールを使って、どういう行為をしているのかが分からない(うまい、ユーザーインターフェースはまさにこの状況を目指す)。なので、まずは、自分がどういうツールを使って、どういう行為を行っているのかを自覚してもらう段階から提示しないといけないのだと思う。

以下のようにしたら良いのかな?

  1. サービス提供側は、利用者に更新して欲しいソフトウェアをインストールできる環境(以下、必須環境)を明確にする
  2. 利用者が自分の使っている計算環境が必須環境であるかどうかを確認する方法をリストアップする。
  3. 必須環境に整える方法を画像付きで説明したページを作る or 必須環境ではないので当該ソフトウェアをインストールできないことを説明するページを作る
  4. 必須環境下で、当該ソフトウェアをインストールする方法を画像付きで説明したページを作る
  5. 想定利用者と同じリテラシーを持つ人に、説明ページにしたがい当該ソフトウェアの更新を試みてもらう
  6. 必要に応じて説明を修正する
  7. 当該ソフトウェアの更新に手間取ることにより、発生し得る利用者の不利益をすべて列挙する
  8. それらの発生し得る不利益について、どのように対処するのかを決定する(完全無視も一つの対処法)
  9. 利用者の利用頻度を考慮した上で、移行期間を決定する(ほとんどの利用者が1月に1度しか訪れないようなサービスの移行期間は数ヶ月とるべき)
  10. 当該ソフトウェアの更新が必要な理由、当該ソフトウェアの更新方法、発生し得る不利益に対する対処方法、移行期間を明記したおしらせページを作成し、公開する。