研究能力のスキルセットの把握と足りないスキルの習得

今日、考えをまとめるために大学のキャンパスをウロウロしているときに、やりたいこと、やらなければならないことがどんどんと頭に浮かんでくるのだけど、それをどうやってやろうかと考えた瞬間に自分の知識やスキルが足りないことに気づきちょっと泣きそうになった。で、思いついたのが「スキルセット」という言葉。たしか、ITスキル標準の中で出てきた言葉だったと思う。

研究を進める際には、アイデア、知識、技術、環境の4つが必要。せっかくアイデアを思いついてもそれが新しいものかどうか、実現するに足るかどうかは知識が重要になり、思いついたアイデアを成果に変えるには多くの場合技術と環境が必要。私の場合は、計算機上での仕事が多いので基本的には技術が重要。

技術は習得に時間がかかるので、思いついたときにパッと手に入れるのは無理。ある程度、やりたいことを正面に見つめ、ちょっとずつスキルアップを行う必要がある。このとき、自分がやりたいことをやるのに必要な技術の集合をスキルセットとして把握できれば、効率よく技術習得ができるのではないかなぁと妄想。

あと、博士号取得者のイメージとして専門以外ではまったく使えないというものがあるけれども、これも博士号取得者のスキルセットというものができれば、博士号を持っている=そのスキルセットを持っているということで、雇用がしやすくなるのではないかなぁと妄想。

とりとめがないけど。メモとして。