ありません。
ただ、ちょっとした工夫で単位取得確率を上げることができるのではないかと思いメモ。
主たるアイデアは、先生に名前を覚えてもらい個人として認識してもらうという点。「学生」と十把一絡げに認識されている場合は、ボーダーラインぎりぎりの点数で落第にされる可能性があるけれども、「個人」として認識して貰い、かつ、まじめに取り組んでいるイメージを先生に与えることができれば、そのボーダーを数点分動かしてもらえる可能性がある。10点もボーダーからはなられているとむずかしいけど。
先生にあったらとにかく挨拶
大学まで来ると、中学、高校とは異なり先生と学生の間柄は遠くなるのが普通。特にゼミや研究室配属前ならばなおさら。それを逆手にとって、先生を見つける度に挨拶を交わしていれば、先生にとっては「いつも挨拶をしてくる礼儀正しい奴」という認識ができる。みんなが挨拶しちゃうと効果がないけれども、そんなことは多分ないから大丈夫。
授業は一番前に座る
とにかく一番前に座る。たまに寝てしまっていたとしても「いつも前に座っているあいつ」として認識してもらえるようになるから大丈夫。「あのとき寝てたな。」というのもネタになるから大丈夫。いつもだとダメだけれども。逆に一番後ろの方に座っていると「後ろに座っているやつら」という大雑把なとらえ方をされるので注意。
しょうもないことでも授業終わりに質問しにいく
すごくしょうもないことでも授業の終わりに聞きにいき、授業に興味を持っている印象を与える。毎回だとちょっと嫌らしいと仲間に思われるかもしれないので、3回に1度くらい聞きに行けば良い。「授業終わりに」というのがポイント、教員室までいくとなるとアポイントメントを取る必要があるので面倒。
講義の流れに合わせてあわせてうなずく、小首を傾げる
教壇にたってみればわかるけれども、学生が今何をしているかどうかは、かなりよく分かる。内職もすぐにわかる。なぜなら、常にこちらに目線をくれないので。それで、先生が学生をよく見ていることを逆手にとって、適度にうなづくのが効果的。あんまり変なポイントでうなづくとヤラセ感が漂うので、先生が強調したポイントやスライドで強調されているところでうなづくこと。先生の説明がわからなかったら、小首を傾げるのも効果あり。なお、欧米系の先生に小首を傾げると、待ってましたとばかりに個人的に説明をされるので、そういうのが苦手な人は注意。
講義に合わせてうなづく、小首を傾げるというのは、講義に興味をもっているというボディーランゲージなので先生としてはどうしても好感を持たざるをえない。
レポートや宿題でわからないところを丁寧なメールで質問 or 訪問して礼儀正しく質問
質問を忌避しない先生が相手ならば、レポートや宿題でわからないところを質問するのは良い方法。できないなりに努力している印象を与えられる。ただし、質問する態度が悪ければ悪い印象を与えてしまうので注意。敬語はそれほど問題ではない。多少崩れた敬語でも、敬語を話そうとしている様子が見えればそれほど気分を害することはない。むしろ、謙虚さと敬意を如何に見せることができるのかがポイント。
- 相手の都合を最優先する(アポイントをとる。時間の都合を聞く)
- 所属と名前をしっかりと名乗る
- どれほど調べた上で質問をしているのかを経緯がわかるように簡潔に説明する
- 質問はあらかじめリストにしておき、そのリストにしたがって質問する(質問をその場で考えない。多分、忘れちゃう)
- 何がわからないのか分からない場合には、自分が理解しているところまでを説明する
- 「はい」「いいえ」「わかりました」「わかりません」をはっきりと伝える。あいまいなのが一番嫌われる
- 多少、説教されても「ありがとうございます。***という考え方はありませんでいた」と笑顔でポジティブに返す。「こいつ、やるな!」と思ってもらえる。
ちなみに私は、以下のようなメールならば回答しようとする気になるし、メールの差出人が学ぼうとしているなぁと感じる。
**先生 お忙しいところ恐れ入ります。 **学部**学科*年の山田 太郎と申します。 *月*日に出されたレポートに関して3つ質問があります。 1. ******* ****についてですが、「***」という言葉が理解できません。 わかりません。図書館にあった「****」と「****」という 本で、「***」という言葉を調べましたが、どちらの本にも 説明がありませんでした。… 2. ******** 「***」についてさっぱりわかりません。 前回の講義で説明されていた???が++++で @@@@なところまでは理解できたのですが、@@@@から ***にどうしてなるのかが分かりません。 … 3. ******** … お忙しいころまことに申し訳ございませんが、 ご教示よろしくお願い致します。 ///////////////// **学部**学科*年 学籍番号:***** 山田 太郎 yamada@hogehoge.ac.jp ///////////////////
誰から何に関する質問なのかがすぐに分かる。しかも、自分で少しは調べたのかどうかもメールにかかれているので努力を感じることができる。
媚は売らない
印象づけようとして、媚を売るのは逆効果。「私のことをその程度の人間だと思っているのか?」と思われたら大変。礼儀正しく、さわやかに、明るく印象付けよう。授業に興味を持っている。真面目に取り組もうとしているとだけ思わせたら、先生は名前を覚えてくれる。それ以上は不要。