BI@K:ネットでの主張の難しさ

WWWの万人に開かれたものであるという特徴がここでは議論の組み立ての難しさを助長しています。リフレ派に多い教育者がときとしてWWWでの議論において教育効果を十全には発揮できないのは、人を見て法を説くことができるオフの世界とそれができないオンの世界の違いによる部分があるのでしょう。

リフレ派じゃないけれども参考になる。大学の講義をWebで流すときにもこの視点は重要。現在、目の前にいる学生に対しての講義とそれを外にストリーミングで流すときの講義ははっきりと変えないと上記のような問題が発生するに違いない。講義内容の専門性、また、公開講義が一般化していないこと、また、学習者が教授者に対して知識が少ないことから現在は問題として明確になっていないとしても、本質的にこの問題は存在すると考えられる。

講義をWebなどで複数公開するときには講義の対象者を明示的に指定しないと、えらいめにあいそう。