「超整理法」 - 発声練習

十年以上前のベストセラーに対して、いまさらですが、すっごく面白い本でした。興奮しました。

この本が書かれたのが1993年。そして、今は2005年。パソコンも恐ろしく進化し、そしてソフトウェアも激烈に進化しました。しかし、紙の使用は未だ衰えず、日々たくさんの資料が手に入ります。

まったく、この本の価値は衰えていません。

むしろ、Google　Desktopというものが出たおかげでさらに無分類に拍車がかかったように思います。

でも、一番興奮したのは、168ページからのアイデア発想法。人が人と出会い、おしゃべりをすることが大切であるというのは普遍の定理なんですね。

ぜひ、大学にPubを。教授と学生がビール片手に議論や雑談できる環境を大学内に。学外の人がビール片手に学生と議論をやりあう環境がいまこそ必要です。
そして、そのPubにはスタウトを！

また、192ページの携帯入力端末の話での

とりわけ「取っ掛かり」のための「最初の一行」を入力するには、
きわめて有効である。研究室で机に向かっているときには、現在行っている仕事以外には注意を向けたくないものだ。このため、他の仕事の「取っ掛かり」が作れない。外出時のきれはし時間は、この目的のために最適である。

は参考になる。