2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「世間が必要としないものには価値がない」が正しいときの条件

学位取得者に対する扱いの続き。 柳田充弘の休憩時間 Intermission for M. Yanagida : 久しぶりに応酬あり ところで博士学位をとったらなんらかの特典を与えるという話しは、どうも若い人には不評で、博士の学生の定員を減らすべきだと意見が強く出されまし…

立場によって解釈が違う

立場や経験によって、受け取り方が異なる例この記事に対して swat_memo - 外注さんに知っておいてほしいこと いろいろと解釈がわかれる。 ”Kおにーさん” のおぼえ書き - 客は神様ではない NC-15 - プロパーあってのパートナー、パートナーあってのプロパー…

第3者に対して「お客様」ということ

ソフトウェア開発者の方々とお話をさせていただくときに、ちょっとだけ居心地が悪いなぁと思う言葉がある、それは「お客様」。普段「客」や「お客さん」と呼んでいると、客の前でも「客」や「お客さん」といってしまうから、「お客様」と普段から呼ぶように…

学位取得者に対する扱い

柳田充弘の休憩時間 Intermission for M. Yanagida : 学位取得者の社会的な特典 学位後のキャリアーについてですが、今の日本は博士学位を取ってもなんの特典もあるどころか、むしろ就職には不利という情報が流れており、前途有為な若者の中には最初から敬遠…

研究と勉強の本質的な違い

卒業研究を始めた年から今年で7年目。やっと研究と勉強の本質的な違いが見えてきたように思う。分野によって異なるとは思うが、研究とは科学的手法に基づいて世界に存在しなかったものを存在するようにするものである。勉強は、世界に存在するものを学ぶ(存…

constraint = 制限、制約

例文: There is no other constraint than elegance, expressive power, and computational efficiency.

expressive power = 表現力、記述力、記述能力

勉強の話

はてなブックマーク経由で。何かを考え始めるきっかけとして良いエントリー群。 分裂勘違い君劇場 - 魔女狩りをする浦島太郎 福耳コラム - 適応できない日本人たち 分裂勘違い君劇場グループ - 劇場管理人のコメント - セルフコントロールはできないのが当た…

数字の読み取り

数字話2題。 5号館のつぶやき : 数値で評価するということ こうした数値による評価というものが作られる過程を見ているとかなり危ういところがたくさんあるのは、試験の採点をしている時などに強く実感できます。それにもかかわらず、いったん点数が決定さ…

牙を向く瞬間

ボクシングの亀田選手に対するマスコミの接し方がWBAタイトルマッチの前後でがらっと変わった。一部の週刊誌やコラムニストはタイトルマッチ前から批判的な態度であったが、残りは概ね好意的、あるいは煽る感じだった。だけど、タイトルマッチ直後から、一転…

女性を守るとはどういうことかを考え直した。

シナトラ千代子 - 「紳士が歩くべきは車道側でも歩道側でもない」という簡単なことがなぜわからないのか これだ。中立な視点を持っていると自負していたが、まだまだ男性中心の考え方だった。

やりきれない気持ちを誰かにぶつける文化?

ソースはないけど、テレビ朝日のスーパーモーニングでの話。亀田選手のWBAタイトルマッチに関して、TBSに抗議の電話が殺到したそうで、TBSの回線もパンク状態だったとのこと。それで、幾人かの人間は、なぜかテレビ朝日に抗議の電話をかけてきたそうだ。理由…

変わる商店街

商店街をどのようにしたら復活することができるかについて書かれた本。結論は、上記の「まちづくりの実践」と被る。面白かっ店は、 大規模店の出店規制を行っても商店街復活にはあまり効果がない 現在では、大規模店が商店街にないと、むしろ困る場合もある …

ドイツ史10講

西ローマ帝国崩壊から、第二次大戦後のまでのドイツの歴史を10回に分けて説明する本。神聖ローマ帝国に関して、さっぱり知識が無かったので良い勉強になった。

まちづくりの実践

どんな「まちづくり」があったのかを実例を挙げて紹介する本。良いなぁと思った節は、p.200の以下の一節。 新しい試みをどんどんやってゆくのもいいのだが、たまにはゆっくりと立ち止まってみることもいい。「まちづくり」に終わりはないのだから、焦っては…

考える力をつけるための「読む」技術―情報の解読と解釈

本の読み方に関して役にたつ。読む対象(図・表、統計、新聞、専門書、百科事典、年表、ウェブページ)別に注意点と読み方を指導してくれるので参考になる。ただし、著者の意見に同意できるかどうかは別の話。特に役に立ったなぁと思うのは次の主張。 はじめ…