リンク: 2020年6月24日のCOVID-19専門家会議の会見

www.nikkei.com

政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は24日、これまでの対応について「あたかも専門家会議が政策を決定しているような印象を与えた」とし、専門家や政府の情報発信の見直しを求める提言を公表した。国民に危機感が十分伝わらず「前のめり」になったと分析した。

西村康稔経済財政・再生相は同日、専門家会議を廃止し、政府の関係閣僚会議の下に新たに有識者会議の分科会を新設すると表明。専門家会議の対応の限界もあり、リスクコミュニケーションの専門家なども参画する。

同日午後に日本記者クラブで同会議の座長、脇田隆字・国立感染症研究所所長らが「次なる波に備えた専門家助言組織のあり方について」と題した文書を説明した。

www.jnpc.or.jp

www.youtube.com

www3.nhk.or.jp

新型コロナウイルス対策を話し合う政府の専門家会議について、西村経済再生担当大臣は記者会見で、廃止したうえで、メンバーを拡充するなどして、政府内に「新型コロナウイルス感染症対策分科会」として改めて設置する考えを明らかにしました。

www3.nhk.or.jp

メモ:接触確認アプリCoCoaの不具合の伝え方問題

はじめに

私はiOS版をインストールしました。インストール直後に不具合についてのTweetを見ましたが、致命的なエラーではないと考えてアプリはそのままにしています。

私の感想および同意する意見

私の感想は全部こちらで表現されている。

上の話を丁寧に説明してくださっているのが以下のエントリー
note.com

本アプリの情報

www.mhlw.go.jp

使い方(iOS)
k-tai.watch.impress.co.jp


経緯まとめ。
lai.so

上のまとめを読んだうえでの補足情報
www.itmedia.co.jp
diamond.jp
www.businessinsider.jp

不具合の内容、および、伝え方のまとめ

開発者コミュニティに悪意多めのまとめだけれども、不具合内容や伝え方はこちらにまとまっている。
matomedane.jp

主に伝え方についての提言

simplearchitect.hatenablog.com

Code for Japanの開発してきたアプリから変更になった経緯

2020年5月11日
note.com

2020年5月14日
medit.tech

2020年5月28日
news.yahoo.co.jp

当初このアプリ開発を主導してきた日本の内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策 テックチームはシンガポール方式の採用を考えており、開発と運用を一般社団法人コード・フォー・ジャパンが担当することになっていた*。
〈*新型コロナウイルス感染症対策テックチーム Anti-Covid-19 Tech Teamキックオフ会議 開催(2020年4月6日、政府CIOポータル)〉

その後、2020年4月10日にグーグルとアップルが合同で接触確認の仕組みを発表し、1国1主体(公衆衛生当局など)とした。これを受けて日本においては厚生労働省が主体となり*、開発と運用を行うことになった。キックオフ会議から約1カ月で体制が大幅に変わったことになる。
〈*第1回 接触確認アプリに関する有識者検討会合 開催(2020年5月11日、、政府CIOポータル)〉

2020年6月2日の記事
business.nikkei.com

衝撃を受けたのはグーグルとアップルから(5月4日に)出てきた仕様書だ。両社が提供する機能と連携するためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を接続できるのは各国の保健当局に制限され、アプリの数も1国で1アプリと決められていた。

こうした状況変化を受け、厚労省も「これはやるべきでは」という意識の変化が生まれた。新型コロナの感染者情報を一元管理する「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム」を開発する動きとも相まって、厚労省が接触確認アプリを運用する流れが生まれた。私自身も本来であれば接触確認アプリの開発・運用は厚労省が主導すべきだと考えていた。コード・フォー・ジャパンや楽天といった協力いただいた企業には大変申し訳なかったが、厚労省主導の開発、実装、運用に切り替えることになった。テックチームとしても技術的な支援を続けていく。

関連

いま、録音して、効いていなかったSession 22をきいているのだけど以下の特集で今回の件とそっくりな印象をうける事例が紹介されていた。
www.tbsradio.jp

対応方法メモ:「VMware Workstation は、VMware Authorization Service の起動に失敗しました」

3か月に1度くらいこの現象でてこずるのでメモ。VMware Workstation Proをアップブレードしたら、タイトルのエラーが発生し、バーチャルマシンがうごかない。対応方法は以下のエントリーの通り。C:\Windows\System32\drivers\vmx86.sysが古いバージョンなのが原因。

blog.oyasu.info

Windows 10にインストールしたVMware Workstation 15 Proの場合は以下の手順でvmx86.sysのバージョンを更新できる。

  1. 「設定」→「アプリ」にすすみ、VMWare Workstation をえらび「変更」をクリックする
  2. 「修復」を選ぶ
  3. 修復後に再起動が求められるので再起動する

オンラインのコンピュータの導入講義メモ

メモ

  • 例年は大学のコンピュータ室を使うため、作業環境は全員同じだが、オンライン講義だと作業環境構築から始める必要がある。
  • 学生の使用しているOSはいろいろ。だいたいはWindos 10だが、数名Mac OSがいる。そして、Mac OS利用者だからといってコンピュータに詳しいとは限らない
  • 初心者の学生がかわいそうだけど、いきなり環境構築。
  • 初回でデスクトップ画面のスクリーンショットの取り方を教えると、困ったときはスクリーンショット送ってくれる。みんな、えらい。愛している。
  • 質問はかなりはしょられているので、推測機能が必要。大学生の時に年配の方にパソコン講師をした経験がいまこそ輝く。ただ、どこ見て、何やって、そうなったのかは教えてほしい。
  • 何名かは家族共有PCで講義を受けている。兄弟姉妹全員でオンライン講義始まったり、親御さんがオンラインで仕事始めたらどうなっちゃうのだろう。
  • このため、講義時間内に講義内容を行うことを前提としないことにした。出席代わりのアンケートも日付が変わるまでにすればOK。課題の提出は翌週。
  • 学生は音声や動画があった方が安心できる様子。困ったことがあるとYouTubeを検索するという学生もいて、世代ギャップを感じた(私はなんでもGoogle先生)。
  • 「うまくいかない場合もちゃんと講義資料に含めてほしい」という難易度の高い要求が。みなさんがどういう失敗するのか予想するのは難しい。
  • まあ、だいたいどうにかなるんじゃないかな?

3月末からの近況

生存報告代わりに。

  • 本務校も講義開始延期&オンライン講義化&会議もオンライン化&学生の入構禁止となった
  • 3月末に風邪の症状を自覚し、咳が止まるまで自主隔離したのち、そのまま在宅勤務へ。4月末までたまに咳がでていた、今も気温が低いと咳がでる(いったい、何なんだろう?)。
  • 風邪の症状自覚前までは「個人商店つぶれないように行きつけの店には顔出そう」と思っていたけど、風邪の症状後は「COVID-19だと迷惑かけるかもしれない」と思い、コンビニとスーパーだけしかいかなくなった。
  • 確かに咳がでて、なんとなく息苦しさを感じると「COVID-19かも」という恐怖がある。ただ、熱は全然でないし、咳も1時間に2~3回(だけど、気管支あたりがむずむずする)だったので何とか冷静を保てた。
  • 夜型がより加速してしまっている。さぼり癖も悪化した。
  • 3月末から4月中旬にかけては、ネットを見たり、テレビ見たりすると気分が落ちるのであんまり見なかった。そのせいでメールチェックもさぼり迷惑かけてしまった
  • 4月上旬にマイクの必要性を感じ、家電量販店を回ったが、まあ、出遅れた。一応、買えたけど。
  • 最近はオンライン講義のやり方も固まり、あとはやるだけ。
  • 本務校のLMS(Learning Management System, 学習支援システム)はAWS上にあるので他大学の阿鼻叫喚は一応ない。一方で学生が講義の履修登録などをするシステムは死んでいた。
  • 4月は状況がコロコロ変わり、こちらもどうしてよいのかわからず、新入生対応や講義準備などで研究室の学生に対して対応できず。これからフォローする。
  • 夜型だと講義資料作成時に音声録音が行えないので、朝型、最悪でも昼型に戻す必要がある。
  • ブラックニッカディープブレンドを愛飲中。3月末から2本あけて、3本目。クラフトビール飲みに行きたい。