PDCAの起源は日本だという話。以下のツィートしたやつの転載。
読んだ → 佐藤 郁哉: 大学教育の「PDCA化」をめぐる創造的誤解と破滅的誤解(第1部), 同志社商学 (10)2, pp. 27-63, 2018年 https://t.co/n9AYDco99N
— next49 (@next49) November 17, 2018
まず、以下の紀要論文を読んだ。
- 佐藤 郁哉: 大学教育の「PDCA化」をめぐる創造的誤解と破滅的誤解(第1部), 同志社商学 (10)2, pp. 27-63, 2018年
- 佐藤 郁哉: 大学教育の「PDCA化」をめぐる創造的誤解と破滅的誤解(第2部), 同志社商学 (70)2, pp. 201-258, 2018年
論文にあったPDCAの話。
- PDCAというのは日本初の考え方であること。その証拠の一つが Plan Do Check Action (Actでなくて)という並び。
- もともとのPDCAは品質保証の手法
- 一定の条件を満たさない業務にPDCAは適用できない
- なのに何にでも適用している。
- 準備なく、誰でもできそうに見えるのでPDCAがどこにでも使われている。
- PDCAを回すこと自体が目的かしている。
上記の紀要論文の元ネタは以下の論文だと思われるのだけど手に入れられていない。
PDCAが組織管理に使われていることへの批判されていることに対しての財務省研究所のカウンター論文っぽい。