下のツイートは掛け算の順序についてだけど、他の「計算問題を早くとくために使う便法」についても同様。私もいろいろな便法を教わってきて、使って、教えてきたけど。それはあくまでもショートカットだから。
掛け算の順序問題は、どうしても必要なら一番最初に教えるときに導入してもよいけど、次の年かその次の年、つまり、小学校卒業するまでに「あれは方便なんだよ」とちゃんと解除して中学に送り出してほしい。そうじゃないと「数式とその解釈は1対1対応である」という強固な思い込みが大学まで続く
— next49 (@next49) 2016年11月20日
なんで、上のように主張するのかというと私がそうだったから。
掛け算の順序話がおもしろい。あそこまで数式を文章解釈に合わせて教えられるので、現実世界との対応がとりにくい抽象的な話(集合論とか線形代数とか)に私の頭がこんがらがったのだと理解した。
— next49 (@next49) 2010年11月17日
数学が苦手だった(今でも苦手)な経緯。
小学校、中学校の5教科というのは「自分の周りに存在する物事」を学ぶという観点で同じものだと私は認識していた。で、高校あたりから数学がその認識と合致しなくなる。何のためにそんな複雑な手続きを踏んでいくのかが理解できないことを積み重ねていく。
— next49 (@next49) 2014年7月1日
大学に入ると数学が「自分の周りに存在する物事」を説明するものじゃなくなっていき、自分の周りに存在するのかどうかわからん世界において、なんでそんな問題設定するのかわからん問題をターゲットに、どうしてそういう方向から攻めようと思ったのか理解しがたい攻め方で問題をといている。
— next49 (@next49) 2014年7月1日
線形代数あたりで「数学嫌だ」と感じたのは問題を解くためな手段を選ばないという恣意性を感じたから。たぶん、「自分の周りに存在する物事の説明」という認識していたところで「アルゴリズム(ある問題を解く有限のステップ)」が登場し、「卑怯」と感じたのだと思う。
— next49 (@next49) 2014年7月1日
今、話題の便法
- モルグリコ:「じっきょう理科資料75号(2014年2月10日発行) 授業実践「モルグリコ」
- こういう質問がでてくるのはいけない。計算方法に合わせて、問題理解をするのは、本末転倒になっている。→ [高校]化学わかりません 高校生のかた、モルグリコ... - LINE Q
- 「くもわ」:割合 「くもわの法則」|セルモ東有馬教室ブログ
- 「はじき」:速さ、距離、時間を求める公式の覚え方 | nanapi [ナナピ]
- これは私が中学生のときもあった。
- 速さの単位の意味が分かれば用済みな覚え方(km/h)
- 小学生のときに行っていた塾で、島根と鳥取の位置関係の覚えかたとして「ひろしまね(広島の北にあるのが島根)」と覚えろと言われたのが未だに記憶に残っている。でも、中国地方に行ったことないので活用できていない。