Evernote内のノートのバックアップ&プレーンテキスト化

はじめに

Evernoteの無料プランだとアプリケーション越しにコンテンツの共有が2台までしか認められないようになった。
blog.evernote.com

Evernote自身の継続も怪しい雰囲気であるので、Evernote内のメモをバックアップしておくことにする。

利用状況

論文メモや授業メモなど基本的にテキスト形式(Markdown形式)で保存している。バイナリーファイルはない。

方針

WindowsのEvernoteアプリからhtml形式で個々のノートをバックアップし、Linux環境でhtml2textを用いてプレーンテキスト化する。

Evernoteアプリからのバックアップ

以下にしたがいエクスポートする。1つのノートを1つのファイルとするのを忘れずに。
help.evernote.com

  • 「ファイル」→「エクスポート」
  • 「複数のWebページファイル(html)でエクスポート」

このファイルを何らかの方法でLinux環境へ移動させる。

html2textを用いてプレーンテキスト化

find/xargsを使ったファイル・ディレクトリ名の一括置換/一括作成コマンド一覧を参考に、ディレクトリ内のファイルを一括でプレーンテキスト化する。今回は、プレーンテキスト化したファイルの拡張子を.mdとしている。

find . -name "*.html" -print0 | perl -pe 's/\.html\0/\0/g' | xargs -0 -I% html2text -o %.md %.html