放課後・休日の生徒に対する責任は保護者がとるべき

デモに参加して高校生が怪我を負ったり/負わせたり、死亡したり/させたり、器物破損したり/されたりしたときに高校が何らかの責任をとるの?許可制にするということは 放課後・休日の生徒に対する管理責任を高校が負うということなのだけど、24時間、365日、教職員が高校に待機して対応するの?そんなことできないのだから、できないことについては責任を負うふりをするのはやめた方が良い。

そもそも、どういう理屈により高校が生徒の校外での活動を縛ることができるのだろう?自分が高校生のときにはアルバイト禁止に疑問を持たなかったけど、今考えると、保護者の同意があればアルバイトしてもよかったよなぁ。

高校生のデモ参加などの政治活動をめぐり、文部科学省は29日、休日や放課後に校外での政治活動に参加する場合、事前に学校に届け出させることを認める見解を示した。今後、届け出制を導入する学校が出てくる可能性がある。

高校生の政治活動は1969年の旧文部省通知で規制していた。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるのを受け、文科省は昨年10月、校外での政治活動を原則容認する通知を出し、方針を転換した。この通知の解釈について、自治体などからの問い合わせに答えるため、Q&Aを作成。29日には都道府県教育委員会の生徒指導担当者らを対象にした会議を文科省で開き、Q&Aを配布した。

それによると、休日や放課後の校外での政治活動を届け出制にできるかとの問いに対し、各校で適切に判断するものとし、禁止はしない方針を示した。担当者は取材に「生徒の安全に配慮したり、政治活動に没頭して学業に支障が出ないようにしたりするなど、生徒指導上把握が必要なケースがあるため」と説明した。

また、Q&Aでは、放課後や休日も含めて校内での政治活動を全面的に禁止する校則をつくることは「不当ではない」とした。学校は教育活動のための施設であり、政治や私的活動を目的とした場所ではないというのが理由だという。

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朝日新聞:高校生のデモや集会、学校への届け出制認める 文科省