個人線量当量と周辺線量当量

ただ、千代田テクノルの記事のこの部分の意味がわからない。

個人線量計はこの「個人線量当量」が測定できるように設計され、人体に着用した個人線量計の計測値はγ線がどの方向から入射しても実効線量より低い値を示すことはありません。γ線が全周囲から照射された場合、その値は実効線量とほぼ一致します。つまり、個人線量計の値は個人の被ばくした実効線量により近い値を示していると言えます。
千代田テクノル:個人線量当量と周辺線量当量についてより)

なんで、実効線量が実測できないので、それの代替指標として個人線量が定義されているとのこと。で、個人線量は実効線量よりも(過小評価しないように)大きくなるように定義されていて、個人線量計は個人線量を測るための機械。しかも「人体に着用した個人線量計の計測値はγ線がどの方向から入射しても実効線量より低い値を示すことはありません」というように作ってある。つまり、常に線量が多いように作っているのだと思う。なのに、なぜ、γ線が個人線量計の計測器にヒットすればするほど個人線量の値が下がるの?