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「〜と予想していましたが現実は…でした。なので考えを変えます。」は思考が一貫している

これは本来は当たり前だけど面子や後援している人からの信頼などと相まってなかなかできないこと。

飯田 消費税増税を断行すべきか、たいへんな議論となっています。その中で山本議員が会長を務められている議員連盟アベノミクスを成功させる会」の第一回会合が開かれ、出席した多くの議員が増税先送りに賛同したという報道が大きくなされました。議員の出席が45名、代理が37名とのことですので、自民党内でも増税すべきでないと考える議員が増えているということだと思います。

まずお伺いしたいのは、もともと消費税増税に賛成されていた山本議員が、なぜご意見を変えられて、増税を先送りすべきだと考えたのかという点です。

山本 増税しても大丈夫だと思っていたのは、金融緩和によって円安になれば輸出が伸びて、消費税増税の影響を相殺してくれるというのが根拠でした。しかし輸出構造が変わっていて、思った以上に輸出が伸びなかった。であれば増税実質賃金に対してマイナスの影響しかありませんから、8月末に、これは180度意見を変えるしかないと思ったんですね。

飯田 やはり予想よりも数字が悪いと。

山本 悪いですね。4-6月期に消費が落ちるのは仕方ないけど、7-8月期になっても消費は回復していない。それどころか消費マインドは落ちだしている。住宅投資も生産も落ちだしている。変説と言われるかもしれないけれど、経済は生き物ですから、過去の主張に拘泥して判断を間違えるよりは、客観的に実証的に物事を捉えて考えたほうがいいいと思うんですよね。

アベノミクスを成功させるために、消費税増税を先送りせよ 山本幸三×飯田泰之より)

君子豹変すの見本。

私が考える信用すべきであhない情報発信者の特徴は以下のとおり。理由があって主張を変えるのは何の問題もないという認識。

  • 測定した値や観察した事柄に基づいて主張を行っていない人
  • 主張が常に変わらない人
    • 姿勢や主義が変わらないのは信念の人として信用できますが、主張が常に変わらない人は要注意です。前提が変われば、結論が変わるのは当たり前なので、主張の元となる測定値や観察結果が変わったのに、主張が同じ人は良く気をつけてください。
      • 上の理由で「ある時点でAといっていたのに、今はBといっているから、あいつは信用できない」という判断は有用ではありません。専門家は前提によって主張を変えるので、非専門家よりもどちらかというとコロコロ主張を変えます。
  • 陰謀論者(参考:wikipedia.ja:陰謀論
    • 実際に陰謀があるときもありますが、一般市民たるわれわれは、何が陰謀で何が陰謀でないか判別つきません。情報処理コストの削減のために、陰謀論を主張の根拠とする人は省きましょう

うまいレッテルをどう貼るかより)

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