JAIRO Cloud

方針変わったの?

国立情報学研究所のJAIRO Cloudに筑波大学が参加しました。機関リポジトリを既に構築している機関では初となります。

筑波大学は,平成25年度に既存のリポジトリシステム(DSpace)からJAIRO Cloudへデータ移行の実証実験を行い,この結果を受けて,平成26年5月21日からサービスを開始しました。
筑波大学のJAIRO Cloudへの参加についてより)

前のアナウンスだとこれから機関リポジトリを作るところ優先といっていた気が。優先だから、優先対象がいなければ受け入れるということなので、矛盾はないけど。

国立情報学研究所(以下、NIIという。)は、NII内で開発した機関リポジトリソフトウェアWEKO をベースに、共用リポジトリのシステム環境を構築します。平成24年度より、機関リポジトリを新たに構築する機関を優先して、この共用リポジトリのシステム環境を提供し、運用を支援します。
JAIRO Cloud(共用リポジトリサービス)より)

Togetter:日本博物館協会から国立国会図書館に出された要望書をめぐっての話ででている博物館、図書館、公文書館、公民館などが発行している学術文書は、JAIRO Cloudに相乗りさせてもらったら良いと思う。JAIRO Cloudが成熟し、NIIから学術振興会へ管理が移って、その後、各大学についている機関リポジトリー用の予算を束ねて、大学や研究所の機関リポジトリーがJAIRO Cloud上に全部乗ったら良いのになぁと思う。JAIRO Cloudの担当者は責任が重すぎて嫌だろうけど。

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