良い関係だな

自分のアイデアを大学教授に相談に行くというのが選択肢になっており、相談された教授の方もそれをちゃんと評価して伝えるというのは素晴らしい。大学がこういうところにならないとイノベーション創発とか絵に描いた餅だよね。

7年前、工業デザインを学んでいたスウェーデン人学生のアナ・ハウトとテリーズ・アルスティンも、従来のヘルメットは「堅いマッシュルームをかぶっているみたいだ」と思っていたという。だが彼女たちはほかの人とは違い、真剣にこの問題の解決策を話し合った。そして驚くべき案を導き出した。目に見えないヘルメットをつくる、というものだ。

その案を大学の教授に伝えたところ、彼は「とりあえず座って落ち着こう」と言ったあと、「(これを実現すれば)きっとあなたたちは億万長者になる」と興奮を抑えきれない様子だったという。その後、彼女たちはその案を製品化するまでに、実に7年の歳月を費やした。
Wired.JP「目に見えない」自転車用ヘルメット:スウェーデンの女子大生が発明