「ボクたちが先生の世話するよ!」「気持ちだけ受け取っておくよ。参加できなくてごめんね」が普通?

「ぴろり速報2ちゃんねる乙武さん「児童たちがトイレ介助してくれた」→ 鬼女激怒! 杉並区教育委員会電凸」というまとめサイトの記事がホッテントリーに入っていた。これって、単に乙武さんが嫌いだから叩いているだけじゃないの?

上記まとめサイトで情報ソースとしてリンクされているものを見ると以下のとおり。

PTA主催で、学校に一泊するサマーキャンプがある。 普段私は、介助員の人がいて、板書などをしてもらう。 しかし当日介助員の方の都合がつかないため、サマーキャンプには行けない。 すると子どもが「ボクたちが先生の世話するよ!」と言ってくれた。

ぶっつけ本番ではいけないので、見つからないように車椅子用トイレで 汗だくになって、服を脱がす練習をした。 クラスの保護者には本当の話をしたら、貴重な体験をありがとうと言われた。 キャンプ本番までにチャックの上げ下げを練習する子。 先生を風呂に入れるんだと、姉を持ち上げる練習をしていた子もいたと聞いた。
光ヶ丘中学校おやじの会:おやじの足跡(活動実績'10年度)乙武洋匡氏講演会より)

学校に一泊する夏合宿。介助員が来られなくなり、トイレや身の回りの世話を児童たちがしてくれた。「銭湯も一緒に入った」。
「読売新聞2010年4月2日の紙面より」という画像に記載されていた該当部分)

「ボクたちが先生の世話するよ!」「気持ちだけ受け取っておくよ。参加できなくてごめんね」という返事をすべきということ?この情報だけみたら、手順や準備に問題はありそうだけど、介助を児童に手伝ってもらったという点は別に良いでしょ?手順や準備の話だって、こんな断片的な情報なら、問題のあるなしを論じる段階じゃないし。

学校行事で、介助が必要な同級生がいて介助者が来れない。同級生が「私たちが〜さんの手伝いをするよ。だから〜と一緒に行事行きたい」、そして本人が「みんなが手伝ってくれるなら、私も参加したい」と言ったとき、手順や準備はいろいろ見当すべきだけど、基本は「じゃあ、〜さんが参加するためにはどうすれば良いか考えよう」になる方が普通だと思う。「気持ちはわかるけど、〜さん、辞退してね」となるのが普通な世界は嫌だ。

この例と乙武さんの夏合宿のエピソードの何が違うの?