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文のねじれチェック法:主語と述語を直結する

大学

私が自分の書いたもの、学生の論文をチェックするときに良く使う方法が「主語と述語を直結する」という方法。以下の文を例として説明する。

たとえば、私は iPadならばiThoughtHD、PCなら、FreeMindを使って、マインドマップを書いている。マインドマップ本家のザ・マインドマップは自己発見の道具として紹介しているので、私は好きではないけど、自分の頭の中を書き出しながら整理する道具として使うと非常に有用だと思う。特に、この用途で使う場合は、紙とペンよりも電子ツールの方が修正しやすいので良いと思う。頭の中の単語を書きだしながら、他の単語と関連付けし、時には関連付けを変え、時には複数の単語を統括する上位の概念を追加していくと、説明したいことのツリー構造化がうまくできると思う(個人的な経験だけれども)。

  • たとえば1文目は以下のようにチェックしている
    • 主語と述語を直結:「私は」「書いている」
    • 目的語チェック:このようにすると「何を書いているのか?」と自然に質問が浮かぶ。そこで文中から目的語を探す
    • 残りの語句チェック:「マインドマップを」というのが目的語として書かれている。次に残りの語句「 iPadならばiThoughtHD、PCなら、FreeMindを使って」が主語、述語、目的語とどういう関係にあるのかをチェックする。すると、これらは「書いている」という述語を修飾していることがわかる。
    • 主語、述語の間にねじれはなく、目的語もちゃんと書かれている。修飾節も誤解なく伝わる書き方になっている。よってOK
  • 2文目
    • 主語と述語を直結:「マインドマップ本家の『ザ・マインドマップ』は」「紹介している」、「私は」「好きでない」、「 」「思う」。3つの文で構成されていることがわかる
    • 「私は」「好きでない」の目的語が省略されている(今回の場合は「マインドマップ本家の主張」が目的語)。これは場合によって誤解を招く
    • 「思う」の主語が省略されている(今回の場合は「私は」が主語)。報告書の場合は主語を省いてはいけない。
    • また、何が「有用」なのかが明示的でない。これも場合によって誤解を招く。
    • 3文もの複文で構成されているので、誤解を招かないようにするためには、分割した方が良い。たとえばこのとおり

マインドマップ本家の『ザ・マインドマップ』は、自己発見の道具として紹介している。このため、私はマインドマップ本家の主張が好きではない。しかし、自分の頭の中を書き出しながら整理する道具として使うとマインドマップ非常に有用だと私は思う。