リンク:論文指導せず・土産強要…2教授アカハラで停職

完全アウトと詳細によってアウトが混ざっているような。私の意見は以下の通り。

  • 授業の出席を認めない
    • それまでの経緯、状況、関係性によっては「授業に出てほしくない」というのは問題ないと思う。なので、詳細による。でも、実際のところ学生が履修手続きして、授業に大人しく参加しているならば、教員が退室を強制する正当な理由はないはず。「授業出ても単位出さない」とでも言ったんだろうか
  • 修士論文の執筆で適切な指導をしなかった
    • それまでの経緯、状況、関係性によっては、何やっても「適切な指導でない」と言われることもあるので、詳細による
  • 同僚の女性教授には頻繁に怒鳴るなど威圧的言動を繰り返した
    • 社会人としてダメ。
  • 無報酬で自身の論文入力作業を強要する
    • 基本アウト。共著者だった場合は共著者になった経緯と共著者として得られる利益による
  • 学生にリストを渡し、旅行先から土産を買って来させた
    • アウト。
  • 食事をおごらせる
    • アウト。上の土産の話と同じならば代わりに買ってきてもらうのではなく、欲しい物を貢がせている。アカハラというレベルではないのでは?

アカハラ内容は以下の2つの記事からもってきた。

東京学芸大(東京都小金井市)は10日、いずれも教育学部の60歳代と50歳代の男性教授が大学院生に対してアカデミック・ハラスメント(嫌がらせ)などを行ったとして、それぞれ停職3か月、同1か月の懲戒処分にしたと発表した。

同大によると、60歳代の教授は昨年度、女子大学院生1人に対し、授業への出席を認めず、論文の適切な指導を行わなかったほか、指導方針を巡り同僚教授を大声でどなるなどしたという。50歳代の教授は昨年度、複数の大学院生に長時間、教授の論文の入力作業を強いたほか、学生にリストを渡し、旅行先から土産を買って来させたという。

両教授はいずれも学内の調査に「ハラスメント行為はしていない」などと否定しているという。
(2012年10月11日07時20分 読売新聞)

東京学芸大学小金井市)は10日、アカデミックハラスメントアカハラ)などをしたとして、教育学部の60代と50代の男性教授をそれぞれ停職3カ月と同1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

学芸大によると、60代の教授は、10年ごろから指導する女子大学院生に対し、授業への出席を拒んだり、修士論文の執筆で適切な指導をしなかった。また同僚の女性教授には頻繁に怒鳴るなど威圧的言動を繰り返した。「教育指導上のものとして行った」などと釈明しているという。

50代の教授は、数年前ごろから複数の大学院生に無報酬で自身の論文入力作業を強要した他、食事をおごらせるなどした。「学生にも勉強になると思った。飲食代分は別の品物で返した」などと話しているという。

被害を受けた学生らが今年1月ごろ、校内のキャンパスライフ委員会に届け出て発覚した。【平林由梨】