有害事象を伝える4つのステップ

日経新聞:医療事故が起きたら…隠さず説明、ミスは即謝罪 の有害事象を伝える4つのステップが興味深い。

全国社会保険協会連合会が作った「医療有害事象・対応指針」 真実説明に基づく安全文化のためにより作成したとのこと。

  • ステップ1:有害事象(医療事故)または過誤(ミス)がどんなものでも、たとえ害がなかったとしても起こったことを患者・家族に話す
  • ステップ2:責任の所在を明確に示し、組織として対応する
  • ステップ3:
    • 自己事故の原因に関わらず、教官と道場共感と同情の気持ちを速やかに表す(共感表明謝罪)
    • 過誤が明らかな場合には即座に謝罪し、原因究明を行うことを伝える(責任承認謝罪)
  • ステップ4:事故の防止のためにどんな対策を実行するかを説明する。

何かしらの専門家である限り事故やミスは必ずあるので、こういう具体的な方法や方針は非常に有用だと思う。特にステップ3の1つめは重要だ。