以下のまとめの流れの中心にある権威に弱いというところをすっとばして、放送大学がまともな大学かどうかという話だけに着目する。
放送大学で行われている講義は多くの大学で行われている講義よりも良質だと思う。その理由は以下のとおり。
- 誰でも見れる状態になっている
- 同業者も見ているので変な講義はできない
- あまり俺様理論を主張できない
- 講師として依頼される人はすでにその分野で有名である
- 単位授与基準が公平である
- システム上普通の大学よりも公平になっている(受講者の都合はシステム上聞けない。温情措置ができない)
- "公正かつ公平に判定した上で落とすことは気にせず厳格にってなことをわざわざ言われますもんね。RT @ynabe39: 放送大学の授業内容のよさというのは「全員を卒業させなくちゃいけないというプレッシャーがない」「4年で卒業させなくちゃならないというプレッシャーがない」"
カバーできない点は仕組みと不可分なところにある
- 受講者の理解度に合わせて内容を変更できない
- 仕組み上プロジェクト型の授業(卒業研究含む)が普通よりもきつくなる
- 移動や同期を含めてコミュニケーションコストが高い
- 希望しても受講できるとは限らない
- 参考:OKWave:放送大学の卒業研究について
- 一つ前のエントリーと関連する:語学力+言語技術必要という話
関連するかわからないけど過去エントリ(のポインター)