リンク:@IT:文章コミュニケーション・リファクタリング!

面白い。技術者志望の方は読むべし。

上記連載一回目で提示されている技術者が書かなければいけない文書の例。

  • 顧客向けの代表的な文章・文書
    • 技術や方式や使用する製品の検討・比較の報告
    • トラブル、異常、事故の報告
    • 問題の発生や顧客に与えた損害に対するおわび
    • 仕様の検討や確認、顧客側での情報収集やとりまとめの依頼
    • さまざまな連絡、通知
    • 提案などのプレゼンテーションの原稿(スピーチのための準備原稿)や配布資料
    • システム開発に関連するさまざまな事項(技術的な事項、スケジュール、開発の進め方など)についての随時のやりとりや情報交換のメール
    • 会議・打ち合わせの議事録
  • 社内向けの代表的な文章・文書
    • 上司や上層部に提示する文書
    • 業務や制度の改善提案
    • 新しい技術や方式の導入や開発についての提案
    • 顧客に納入したシステムの問題や事故、損害などの結果報告
    • 作業の進ちょく報告
    • 部門・部署に対する依頼、お願い
    • 部下に対する指示、命令
    • さまざまな連絡、通知
    • プロジェクト内部で、技術的な事項や開発の進め方、スケジュールなどに関連して日常的に、随時にやりとりするメール
    • 会議・打ち合わせの議事録

現在、3回目まで公開されているが、私が研究室の学生に教えていることや、Unix環境の導入授業で教えていることと結構かぶっている。ということは、私の教えている内容がひとりよがりのものになっていないということなのでうれしい。また、このコミュニケーションの部分に限れば、大学院生で身につけることは技術者のコミュニケーション法と似通っているので流用可能。博士課程で得た技能の再認識プログラムについての議論の文書ベースコミュニケーション版は作れるな。

文書作成関連の過去ログ