日付重要:母乳から微量の放射性物質=市民団体が検査―福島

時事通信 4月20日(水)19時50分配信
 福島第1原発事故で水道水や農作物から放射性物質が検出された問題を受け、市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」(村上喜久子代表)は20日、福島市内で記者会見し、福島など4県の女性9人の母乳検査で、茨城、千葉両県の4人から1キロ当たり最大36.3ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
 厚生労働省は水道水の放射性ヨウ素が同100ベクレルを超える場合、粉ミルクなどに入れて乳児に摂取させないよう求めているが、母乳については明確な基準はなく、村上代表は「今回の数字が高いとも低いとも判断できない」としている。 

「うわっ!」と思ったけど、4月20日の段階で放射性ヨウ素?この検査大丈夫なの。

市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」は20日、独自に母乳を民間放射線測定会社に送り分析した結果、千葉県内居住の女性の母乳から1キログラム当たり36・3ベクレルの微量の放射性ヨウ素を検出したと明らかにした。放射性セシウムは検出されなかった。

厚生労働省によると、原子力安全委員会は母乳に含まれる放射線量について安全基準の指標を示していない。今回検出された数値は水道水に関する乳児の摂取基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回っている。

ネットワークの村上喜久子代表は「安全性について判断はまだできないが、母乳は赤ちゃんが口にする。国は早急に広範囲な調査を実施してもらいたい」と訴えている。

検査した母乳は生活協同組合などを通じて呼び掛け、千葉のほか、宮城、福島、茨城県内の女性9人から提供を受けた。

3月24日と30日に1人約120〜130ccずつ採取した母乳を民間の放射線測定会社で分析。

千葉県柏市の産後8カ月の女性から36・3ベクレル茨城県守谷市の女性から31・8ベクレルを検出した。茨城県つくば市の女性2人からもそれぞれ8・7ベクレル、6・4ベクレルを検出。守谷市の女性は2回目の検査で8・5ベクレルに低下したという。

宮城県白石市福島市福島県棚倉町茨城県つくばみらい市の4人からは検出されなかった。福島県郡山市の女性の母乳は分析中という。

3月24日と30日のお話らしい。一時的に高い値がでた様子。時事通信ダメ。共同通信Good Job!もちろん、良いことではないけれども、母乳から放射性ヨウ素検出…市民団体が検査のように反応するのはちょっと行き過ぎなように思う。小さなお子様をお持ちの方々に不安与えすぎでしょ。

母乳に放射能汚染の心配があります。
汚染の高かった地域のお母さんたちに母乳の検査を呼びかけます。
全国の皆さんに母乳検査と母子の支援を訴えます。

母乳を調べるというのは良い活動だと思うけれども、それをどう解釈するべきのかもあわせて提示してあげないとまずいと思う。

参考:

追記

茨城生協が調べた検査が元になっている様子。生協のチラシは妥当なことが書いてあると思う。