学校は正解を答える場所

これで得心がいった。多少は教諭側にも問題があろうが、問題の本質は教わる側にある。
ようするに、「学校で教わっていない」と言い張っている人たちは、サリー・ブラウン(スヌーピーの飼い主である、チャーリー・ブラウンの妹)と同じなんだ。

サリーちゃんは学校で当てられたら 正しく答えられなくちゃいけない と思い込んでいる。学校は教わる場所なのではなく、答える場所。なので、彼女はいつも指されないように、指されたらどこかに答が無いか、探し続けている。彼女は、質問が
「実は、質問の形をした知識の伝授」
だと思ってはいない。だから、質問が通りすぎると、その内容も、なぜそれを問われたのかも、考えることなく、丸ごと頭から放り投げる。

すっごい分かる。個人的感覚だと卒業研究の1年間は、この「学校は正解を答える場所」というのを「学校は試行錯誤しても良い場所」という認識に変えるのに費やされているような気がするんだよね。