九州大で水素水というと・・・

水素を含んだ水を飲むとパーキンソン病などの予防や治療につながる可能性があることを、九州大やパナソニック電工の研究グループが発見した。脳の細胞の破壊が抑えられ、細胞を壊す原因とされる活性酸素も減ったことがマウスを使った実験で確認されたという。30日付の米科学誌プロスワンに論文を発表する。

 九大の野田百美(まみ)・准教授らのグループは、マウスに薬を投与して、パーキンソン病患者に見られる症状と同様に脳の神経細胞を破壊させる一方、前もって水素をわずかに含んだ水を飲ませた。

 その結果、水素を0.08ppm含んだ水を1週間飲ませたマウスでは、細胞死の進行が抑えられていたことを確認。薬の投与後から水を飲ませても同じ抑制効果が見られ、活性酸素の量も減っていたという。

 「ふだん飲まれている電解水に含まれている水素と同程度の濃度で効果があった」と研究にあたった同大院生の藤田慶大(きょうた)さん(25)。水素が細胞死を抑える仕組みはまだよくわかっていないが、研究グループは今後、臨床試験も実施して実用化を目指すという。(福島慎吾)

九州大で水素水というと活性水素水を思い出す。

水素分子(水素ガス)を溶解させた「水素水」とは区別される。

プロスワンというのは以下の雑誌のことらしい。

私は分野外なのでこの雑誌がどれだけまともな雑誌なのか分からない。よってGoogle先生にお伺い。

論文が掲載されたこと自体が権威となる雑誌ではなく、その後の議論が重要な雑誌ととらえるのが無難に思える。よって、上の記事は他の研究機関からの追試待ちというところか。