9月も中盤、夏休みも終わりに近づき、空気がひんやりしていくのと合わせて卒業研究、修士研究の本番に近づいて来ました。秋は季節の変わり目、と同時に精神状態も変動しやすい季節です。精神的に調子が良くないときには重要な決断を下さず、他人の手助けを最大限に受け、調子が上向くまで慎重に気楽にいきましょう。
まずは、本番に向けてセルフチェックから。
あなたの研究能力の発達状態はどの段階ですか?
卒業研究はどうとらえたら良いの?
絶対に避けなければならないのは悪循環に陥ることです。どういう状況かというと下記のような状態。
これを避けるための一番の方法は指導教員や先輩、同僚の助力を得ることです。
- 怖い先生に質問をしにいくコツ
- 考え方が一貫しているのと主張が変化しないのは違う
- 聞き手・読み手の興味の度合いに応じて5W1Hを順序よく提示する
- 真っ赤な論文原稿が指導教員から帰って来たら?
- 「あっ、それ**さんにも、指摘されました」はメリットがないので言わないこと
- あなたが論文や報告書、申請書の書式をきっちり守らなければならない理由
- 失敗したときは対面ベースで謝罪すること
どうしても他人の助力を得たくない、性格的や環境的にきつい場合は、定型的な質問リストを使うのも一つの手です。
また、自分へのハードルを上げすぎず、全力を尽くせばそれでよしとするのが肝要です。
悪循環に陥りやすい人の特徴は「空気」を気にしすぎることです。わざと感度を落としましょう。具体的には以下の点を気にしてください。
最後に何度も言いますが、カウンセリングを受けるのは「あなたが弱いことの証明」ではありません。むしろ、情報過多でストレスフルな現代社会を生きていく上で、一度や二度はカウンセリングを学生時代に受けておいたほうが良いと私は思っています。どうも気分が鬱々として楽しめないという場合は躊躇無くカウンセリングへいきましょう。
数ヶ月に一回、同じことを書いているかもしれませんが重要なので何度でもこういうエントリーは書こうと思っています。