大学進学率が低くても良いという理屈がさっぱりわからん

――ということは、大学は全体として定数・入学者を減らすべきで、大学自体の数ももっと少なくするべきだ、ということですか。

三浦 そうです。大学進学率は20%ぐらいでいい。現状では、学生に足し算、かけ算などの百ます計算をさせている大学もあるそうです。また、中学生と高校生に同じ問題を解かせたところ、中学生の方が成績が良かったという調査もあります。中学で習った基本的なことを高校になって忘れているわけです。そして大学でさらに忘れる。小中学校で習った読み書きそろばんの復習を大学でしているようでは、とてもそんな大学に税金を投入する価値があるとは思えません。若者にとっても高校から大学までの7年間は時間の無駄です。もっと他に若者を鍛えたり、技術を学んだりできるやり方を考えるべきです。

発声練習:なんで、全員が大学に進学してはいけないの?でも書いたけど、ごっちゃごちゃにしすぎじゃない?義務教育の不備を大学でリカバーできないから大学の価値がない?大学で勉強しない学生がどうして専門技術の習得には取り組むと思うの?専門技術だって、習得に時間がかかるんよ。